喉が痛いとき、乾燥したりイガイガしたりするときには喉を潤すのが一番です。そんなときに勧められるのが、「トローチ」と「のど飴」。この二つがどのように違うのかは知っていますか?この記事では、トローチとのど飴の違いについて見ていきます。症状に応じてしっかり使い分けてくださいね。

トローチは医薬品として売られていることも

飴と比べると透明感がなく、ラムネのような姿をしているのがトローチです。トローチは口の中で少しずつ成分を溶かしていき、口内や喉にくっついている細菌を滅する働きを持っています。トローチの中には風邪や感染症といった病気を防ぐ成分が含まれていて、いわば薬のような立ち位置にいるのです。薬局に行けば「医薬品」として置かれていますし、病院でトローチを処方されることだってあります。トローチは中の成分をじっくり溶かしていくことで、口内環境を整えていくのが目的。そのため途中で噛み砕いたりせず、唾液でじっくりと溶かしていくことが大切です。

のど飴は医薬品ではなく食品の一種

医薬品の一種としても活躍するトローチに対して、のど飴はただの食品、突き詰めて言うなら「お菓子」に分類される存在です。医薬品ではありませんから、喉の炎症を抑えたり、菌を撲滅したりといった作用は実はほとんど見られません。「のど飴を舐めていると喉の痛みが押さえられる」と感じることもありますが、これはのど飴に含まれているミントなどの成分が喉をスーッとさせていることによるものです。

薬効はほとんどないのど飴ですが、そのかわりに喉を潤わせるというメリットがあります。実際にのど飴を舐めていると、唾液がたくさん分泌されます。唾液そのものには殺菌作用もありますから、喉が痛くてのど飴を舐めることも良いことなのです。また、のど飴にはトローチと違っていろんな味のものが販売されています。好きな味で口の中を潤すことは、喉の痛みや風邪の諸症状からくるストレスを緩和する作用も期待できます

風邪の予防か喉の乾燥防止か…それぞれ使い分けよう

トローチにものど飴にも、それぞれに魅力的なポイントはたくさんあります。本格的に風邪菌を退治したいのであればトローチを舐めるのが良いですが、喉の乾燥を改善したいだけのときや、飴の甘さを堪能したいときであればのど飴を使っても良いでしょう。実際、トローチよりものど飴の方が甘くておいしいことが多いです。また、トローチは医薬品である分、副作用の心配がないわけではなく、摂取量も規定を守るべきです。抱えている症状や状況に応じて、ケースバイケースでトローチとのど飴を使い分けてみてると、セルフケアの上級者になれますよ。


writer:さじや