自動運転カーの登場で交通違反が減ると予想されていますが、ハンドルを握るドライバーがいる限り、交通違反がなくなることはありません。フォードが特許申請した「Autonomous Police Vehicle」(自動運転パトカー)は、監視カメラと連携して違反車両を追跡し、警告を出したりその場で違反切符を切ったりするとのこと。違反逃れをほぼ不可能にします。

Autonomous Police Vehicle

(PDFファイル)http://www.freepatentsonline.com/20180018869.pdf

Ford wants to patent a driverless police car that ambushes lawbreakers using artificial intelligence - The Washington Post

https://www.washingtonpost.com/news/innovations/wp/2018/01/30/ford-submitted-a-patent-for-an-autonomous-police-car-the-u-s-government-just-approved-it/

フォードが特許申請中のAutonomous Police Vehicle(APV)は、自動運転でパトロールをし、交通違反車両を発見します。APVのすごいところは、街中に設置された監視カメラと連携して違反車両を捕捉する点。APVが違反車両による交通違反を現認するだけでなく、違反の事実を確認した監視カメラからの情報を得て違反車両を追跡することも可能です。



APVは違反車両に接近すると、車両の外観やナンバープレートを高性能カメラで撮影します。APVは自動運転カーと通信することも可能。違反車両が自動運転モードで走行しているのかそれとも人間がハンドルを握っているのかを検出できるとのこと。違反の事実を確認したAPVは、警告を出すのか反則切符を切るのかを判断して処理します。



さらに機械学習技術を応用することで、交通違反が発生しやすい場所や時間を予測して、その予想に基づいてAPVは交通違反が起こる可能性の高い場所で待ち伏せすることも想定されています。

フォードによると、APVの車内では警官が待機でき、違反車両の発見や警告、違反切符の発行などの作業をすべて全自動化することで、人間しか対応できないタスクに警官が集中できるようになるそうです。