問題児トミック、わずか3日のサバイバル経験で「復帰OK」をアピールするも、仲間は冷ややか

写真拡大

南アフリカのジャングルで自分を見つめ直したバーナード・トミック (オーストラリア) は、コートに戻る準備ができたと確信している。

昨年、無気力プレーや「テニスに飽きた」旨の暴言で罰金を科されたり、スポンサーに契約解除されたトミックは、今回「有名人がジャングルで最大20日間の共同生活をし、視聴者投票によってさまざまな難関にトライする」というテレビのリアリティ番組「I'm A Celebrity...Get Me Out of Here! (セレブの自分を解放したい!)」に参加したのだ。

わずか3日間を過ごしただけのトミックであるが、それでも「前年の自分のプレーと自分の居場所について考え、それを知るには十分な時間だった」として、早々にジャングルを離れた。

彼は自分がジャングルで過ごした短い期間が、初めて「生き急ぐ」ライフスタイルから一旦立ち戻り、自分の「目を覚ます」ものになったと語っている。

「そこに滞在して数日間経つと、落ち込んで、少し悲しくなり、それを続けたくないと自分の中で考えました。自分はコートに戻る必要がありました」と、ニューズ・コープ・オーストラリアにトミックは話している。

「復帰する準備を始めたばかりですが、感触はいいです。『全豪オープン』 (予選) では複数の試合に勝利しました。直前1ヵ月半の間、離れていたことを悔やむばかりです。あれは自分にとって正しいことではありませんでした」。

だが、トミックの復帰はテニス・オーストラリアと、「デビスカップ」で同国のキャプテンを務めるレイトン・ヒューイット(オーストラリア)との関係を修復できるかにかかっていると言えるかもしれない。

ヒューイットらはトミックをメンバーに再び召集しようと数度試みたものの、彼はこれを拒絶した。また、あるインタビューで「自分なしでは、オーストラリアが『デビスカップ』で優勝することはできない」といった旨の発言をしたことから、トミックの「デビスカップ」でのキャリアは終わったとヒューイットはほのめかしている。トミックが再びオーストラリア代表としてプレーするかどうかを問われると、「それについてはとても疑問を抱きます」とヒューイットは答えている。

「彼は複数の間違いを犯してきました。それを取り戻すのは長い道のりでしょう」とヒューイットは言う。「彼が自ら掘っている穴はあまりに大きく、もうそこから戻れないかもしれません」。

(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」予選に登場したバーナード・トミック
(Photo by Robert Prezioso/Getty Images)