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幕張メッセで開催されていた「第1回 販促ワールド 春」会場を取材していると、ひとつのデジタルサイネージに目が留まった。高精細な画像の美しさもさることながら、そこに映し出される映像が「インスタ映え」という流行語も生んだInstagramの写真が切り替わりながら表示されていたためだ。

照明器具やデジタルサイネージを取り扱う企業、タツフトブースで展示されていた「SNSサイネージ」は、設置前に映し出す映像コンテンツを作り込む必要のある従来のデジタルサイネージとは異なり“スマホでSNSへ投稿するだけ!”という手軽なコンテンツ更新が行えるユニークさがキラリと光る。連携させることが可能なSNSは、Twitter・Facebook・Instagram・YouTubeとなっており、利用者側は「SNSサイネージ」に紐付けられたSNSに投稿するだけでサイネージの画面に反映させることができる。非常に手軽なうえに、コンテンツ制作費の削減はもちろん、例えばタイムセール実施の告知といった「突発的にお客さまに周知したい情報」をリアルタイムで届けることも可能だ。また、映し出される映像は自動でレイアウトされ、投稿した画像やコメントなどは動きを付けて表示される。実際に表示されていた画像を見ていると、メインで表示されるSNS上の画像のクオリティと相まって非常にオシャレ。「これは絵画?」と思わせるクオリティを誇っていた。

絵画のように「SNSサイネージ」が見えたのには理由がある。普段街で目にするデジタルサイネージと比較して非常にスリムなのだ。厚さ14mmの薄型Wi-Fiモニターは、高精細な26.49インチ(1920×1920px)正方形タイプに加え、48.5インチ(1920×1080px)と大型な長方形タイプの2種類が用意されている。しかも、STB(セットトップボックス)を内蔵しているため、モニターから伸びるのは電源ケーブルただ一本のみ、と構成も非常にシンプル。ブースでは、ベゼル(11.3mm)を化粧板や額縁等で目隠しすることでインテリアに溶け込ませるよう工夫されていた。

「SNSサイネージ」の他に、同じ薄型Wi-Fiモニターを使用した「Digital Menu Board」というソリューションも展示されており、来場者から注目を集めていた。この「Digital Menu Board」のユニークな点は、例えばブースで行われていたデモンストレーションのように「日本語」「英語」「中国語」「韓国語」というボタンを押すと表示されていたメニューを切り替えることができ、インバウンドでは今や必須要項の多言語対応を実現することができるのだ。また、制作・配信・管理を一元化管理することができ、時間帯に合わせてメニューやデザインを切り替えることも可能となっている。

店頭でお客さまからのオーダーに利用される「Digital Menu Board」は非常に注目度が高い。先に紹介した「SNSサイネージ」と同じように、メニュー表示に加えSNSに投稿した画像を取り入れ見栄えをグッと向上させることで、店舗の雰囲気作りはもちろんブランディングでも役立ってくれるに違いない。2020年の東京オリンピックを控え、いま日本各地は外国人対応が叫ばれている。このタツフトの「SNSサイネージ」や「Digital Menu Board」を駆使すればそれらが叶うのはもとより、店舗をより美しく彩ることも可能だろう。