オーバメヤン、異例の惜別メッセージで賛否 「昨夏移籍したかった」「僕はクレイジー」

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ドルトムントからアーセナル移籍、インスタグラムでサポーターに向けて思い告白

 ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンはクラブ史上最高額の移籍金5600万ポンド(約86億円)でドルトムントからアーセナルに移籍した。

 昨季ブンデスリーガ得点王は強行移籍のため、ドルトムントで遅刻やミーティングの不参加など問題行動を起こし、クラブから出場停止処分を受けていたオーバメヤンだが、自身のインスタグラムを更新し、ドルトムントサポーターに異例の惜別メッセージを送っている。

「まずは、ここ1カ月起きた全てのことを謝罪したい。しかし、僕は昨年の夏に移籍したかったんだ。でも、上手くいかなかった。今移籍しなければいけなかったんだ」

 昨季終了時点でフランスのパリ・サンジェルマン移籍の可能性が浮上していたオーバメヤンだが、結局オファーは届かず。ドルトムント残留を選び、契約延長にも応じたが、心の底では移籍を熱望していたことを自ら告白した。

「自分の選択は最高のものではないかもしれない。でも、みんなオーバがクレイジーだってことは知っているよね。そうさ、僕はクレイジーなキッドだ。ハハハハ、自分は過ちを犯した。でも、悪気はないんだよ」

 圧倒的なスピードと決定力、そして、天真爛漫なキャラクターでサポーターの人気者だったオーバメヤンは、思いを大胆に口にしながらも素直に謝罪している。

怒りの声も…「残念だよ。裏切り者」

「僕はボルシア・ドルトムントでの4年半を忘れないだろう。なぜなら、全ての人が、今のレベルに達するまで僕に力を与えてくれた。BVBファミリー、ファン、クラブ、スタッフ、もちろんチームメートに感謝しているよ! あなたのオーバメヤンより」

 オーバメヤンらしさが炸裂した異例のメッセージに、ファンもコメント欄で反応している。

「偉大な瞬間と最高の時間をありがとう。未来に栄光あれ」

「今からアーセナルファンになる。どこのクラブに行こうとついていくぜ」

「幸運を」

「寂しくなるよ」

「本当にいなくなってしまうんだね」

 ドルトムントをけん引したエースストライカーに対して心温まる多くの言葉があった一方、点取り屋の移籍を嘆くファンからは怒りの声も届いている。

「残念だよ。裏切り者」

「ついに問題児ナンバーワンがいなくなった」

「恥を知れ」

「アーセナルではステップアップにはならない」

「ノーーー、なぜBVBを愛さないのか」

 最後まで賛否両論を巻き起こしながら、韋駄天ストライカーはロンドンに旅立っていった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images