iOS 11.3ベータ版では家族の購入リクエストにFace ID承認が可能に。毎回パスワード入力が不要になる?
先日、開発者向けに公開されたiOS 11.3ベータ版にて、「ファミリー共有」を設定している際に、家族からの購入リクエストに対して、顔認識機能のFace IDにより承認できるようになったことが分かりました。

Touch IDを搭載するiPhoneでは指紋認証による承認ができた一方で、iPhone XではFace IDを利用できず、その都度パスワード入力が求められることに不満の声が寄せられていましたが、ようやく「最新機種ほど不便になる」逆転現象が解消しそうです。

ファミリー共有とは、iOS端末を持つ家族がそれぞれ異なるApple IDを持っていても、購入したアプリや音楽、電子書籍などを共有できるサービス。2014年にリリースされたiOS 8以降に実装された機能で、大人が「管理者」となり、家族を5人までグループに招待可能。

子供が購入しようとした時、管理者にアラートが届き、自分のデバイス上で購入を承認ないし拒否できます。

現在のiOS 11.2では、承認にFace IDが利用できず毎回パスワードを入力する必要がありましたが、iOS 11.3ベータ版ではこれを改善。初めて承認リクエストを受信した際に、管理者は一度だけパスワードを入力。そこでiOSから「ファミリー共有でFace IDを有効にしますか?」と確認されます。

ここで有効(Enable)を選べば、以後は承認リクエストを受け取ったときにBuy(購入)ボタンを押すと、パスワード入力ではなくFace ID認証が開始されるという流れ。以上は、下記の動画でご確認ください。


その一方では「一台のiPhone XのFace IDに登録できる顔は一人だけ」という原則は変わらないまま。アップルにとっては「家族一人に一つずつiOS端末を所有してもらう」ことが理想と思われますし、今後も変更はないのかもしれません。