南北合同練習に向かう韓国代表団=31日、襄陽(聯合ニュース)

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【馬息嶺(共同取材団)聯合ニュース】平昌冬季五輪(2月9日開幕)に合わせ北朝鮮東部の馬息嶺スキー場で合同練習を実施する韓国と北朝鮮の選手たちが31日、同スキー場で記念撮影をし「私たちは一つだ」と声を出した。

 この日午前に韓国東部の襄陽空港からチャーター機で出発し、同スキー場に近い元山の葛麻空港から北朝鮮入りした代表団45人のうち選手24人は、午後3時から約1時間30分にわたり、北朝鮮の選手らと共に練習を行った。

 北朝鮮の選手の中には平昌冬季五輪に出場する選手も含まれていた。南北の選手たちが会話をしたり、共に行動したりする様子はほとんど見られなかったが、団体写真を撮る際に「私たちは一つだ」と叫んだことがきっかけとなり、打ち解けた。

 スキーウェアに付けるゼッケンについて、韓国は太極旗(韓国国旗)、北朝鮮は故金日成(キム・イルソン)主席や故金正日(キム・ジョンイル)総書記の肖像が描かれたバッジを付けないことで南北は合意した。ゼッケンを除いた衣服への使用については特に合意せず、韓国側の選手の中には太極旗の描かれた服を着ている人もいた。

 韓国側から練習に参加したパク・ジェユン選手は馬息嶺スキー場について、「(江原道のスキー場と比べ)大きく不足したスキー場ではなく、選手としてはとても練習しやすい」と評価した。

 馬息嶺スキー場の頂上付近には食べ物を販売する200席程度の広さの施設があり、同施設の責任者によると、冬季は1日に数百人程度が訪れ、家族連れが日帰りで訪れるケースが多いという。スキー場は通常12月初めから4月中旬まで運営される。

 北朝鮮側は大韓スキー協会などのスタッフや共同取材団にもスキーウェアや帽子、ゴーグル、手袋などを配った。また希望者にはスキー道具一式を提供した。

 韓国代表団は2月1日午前にも合同練習を行い、午後に韓国に戻る。この際に平昌五輪に参加する北朝鮮選手もチャーター機に同乗し、韓国を訪れる予定だ。