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ゼンリンは31日、山梨県甲府市と「災害時における地図製品等の供給等に関する協定」を締結したことを発表した。

ゼンリン出版事業紹介Webページ。様々な用途に特化した地図が紹介してある

登山の際にはきめ細やかな地図が必須とも言える重要なアイテムになるが、当然災害時の予想できない状況のなかでは、最新の詳細な地図は避難所や必要な物を入手できそうな場所を示してくれる。ゼンリンは、現実世界の地物の調査・収集から地図DBを生成し、利用目的別の地図を整備する手法で地図に多様な価値を与えている。同社の出版事業の紹介Webページでは、紙の地図でその一端を垣間見ることができる。防災地図はもちろん、行政情報や公共情報に交通標識の網羅性の高い地図、通信会社向けに電柱や配線を記載地図、水道施設用の配管計画など上下水道記載地図など地図のあり方も多様だ。もちろん、調査、制作で創り出されたデータベースはGISやICTやカーナビでの充実したサービスへと繋がっていく。

同社は、自治体との災害時の地図の提供の取り組みを進めているが31日、甲府市と「災害時における地図製品等の供給等に関する協定」を締結した。協定は自治体と平時から連携することで、災害発生時に即時に住宅地図を利用できる環境を構築することを目的としている。当然、災害時には自治体をはじめとした公共機関が司令塔になり、詳細な地図が迅速な判断のために活躍する。

協定では、住宅地図帳や広域図の貸与、災害時における住宅地図の複製利用許諾のほか、甲府市エリアで利用可能な住宅地図ネット配信サービス「ZNET TOWN」の提供も含まれている。「ZNET TOWN」は、詳細な住宅地図情報をインターネットを介して閲覧できるもので、同社のスタッフが日々調査更新することで最新の地図情報を提供している。

毎年8月に地震災害に備えた総合防災訓練や250全自治会への防災研修会を甲府市では実施しており、同社は今回の連携により、ノウハウや技術を活かした甲府市の防災・減災対応強化に寄与できることを述べている。