金塊(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の税関当局は31日、仁川国際空港から金塊を持ち出そうとして摘発され、取り調べを受けていた20代と30代の日本人男性2人を嫌疑なしとして釈放したと明らかにした。この男性らは、仮想通貨のビットコインを売却して得た資金で金塊を購入したことが確認された。

 仁川本部税関によると、男性らは今月25日に仁川空港第2ターミナルで1キロの金塊38個(約2億円相当)をバッグに入れて出国しようとしたところを保安検査の担当者に発見され、税関に引き渡された。税関は相場差益を狙って金塊を密輸しようとしたものとみて取り調べていたが、嫌疑なしと判断して日本に出国させた。

 税関によると男性らは韓国内の金取引所で現金で金塊を購入し、付加価値税の払い戻しを受けるため空港の無人端末機で領収証を登録。保安検査を受ける前に税関申告を行おうとしたが、窓口を見つけられなかったという。

 金塊の購入資金については「韓国でビットコインを売れば日本より多くの金が得られるので、韓国でビットコインを売った金で金塊を購入した」と供述したと伝えられた。

 税関関係者は「ビットコイン(を売った金)で金塊を購入したからといって法的に処罰する根拠がなく、密輸する意図はなかったとみて『嫌疑なし』処分にした」と説明した。