立っていることさえ忘れちゃう。心意気最高な立ち飲みビストロに酒呑みモデル感動!

写真拡大 (全26枚)

東京・目黒に3店舗を構える地元で人気の立ち飲みビストロに酒飲みモデルがお立ち寄り。とにかく豊富なメニュー&太っ腹な料理のボリュームに歓喜の困り顔が止まらない!

お酒好きを公言するモデル、村田倫子が呑み屋パトロールをする連載。ファッション誌『mer』や『mina』などで活躍するモデルでありながら、豪快な飲み方がなんとも男らしい! 大学生時代の居酒屋バイトで仲間と飲む楽しさを覚え、それからは食べログの「行きたい」を増やす日々が続いているのだとか。そのジャンルは主に呑み屋。

そんな飲み道楽だからこそ「同世代の人にもっと外食、外飲みを楽しんで欲しい!」と願っている彼女が紹介するお店とは? 本人が行ってみたいお店から行きつけのお店まで、さまざまな“呑み屋”が登場します。

呑み屋パトロール vol.5「目黒 立飲ビストロシン2」


新年会も落ち着いて、そろそろ少人数で楽しい空間で美味しいものを本気で飲み、食いしたい……!!!

そんな欲求を満たすべく今回訪れたのは、知る人ぞ知る目黒の人気店「立飲ビストロシン2」。

なんとここ目黒に3店舗もあるそうです……(すごい)。

開店時間に訪れたのにもかかわらず、店内はすでに賑やか。平日の早い時間帯からこの人気っぷりは、期待に拍車がかかります。

しかも、お店の名前通り立ち飲み屋さんなのに、店内を見渡すと年齢層は幅が広い。20代前半から、雰囲気のあるジェントルマンの方まで来ている人たちも多彩。むしろ予想より年齢層は高めの、落ち着いた雰囲気です。

コンパクトな店内は明るく温かみに満ちて、カジュアルな内装。お洒落すぎず、カジュアルすぎずの絶妙な空気感が心地よく、ふと肩の力が抜けます。

驚異的なお品書きの数!メニューまみれの店内に圧倒される


入った瞬間視界に飛び込んできたのは、お品書きの貼り紙!!!! 壁一面活気のある文字で埋め尽くされ、ラインナップが豊富さを物語っています。天井にぶら下がるシーリングファンにまで貼ってあるよ……すごい。

料理はなんと、常時180種以上。貼り紙の量に納得ですね。よくばりなシェフが「あれもこれも食べてもらいたい」と、いつの間にかメニューがこんなに増えたそうです。

定番から旬の食材、牛肉、豚肉とお肉のメインたちに、仔羊、うさぎ、鴨、エゾ鹿、牛ホルモン、大山どり、豚レバー……なんとフォアグラまで。この店内で食ベられないお肉はないのでは!? と思うほどお肉の幅広さが私の経験上最多!!!

ジビエがこんなに豊富に名を連ねている光景を目の当たりにできるとは、嬉しいです。

店内をぐるりと見回しただけで、もうワクワクしてきました(そして腹ペコのお腹が喜びの音を上げている)。

ボトルワインは常時400種以上も!ここはワインの宝庫


そして、ここシンはまさにワインの宝庫!!!!! シェフが選びに選び抜いた自慢の子は、世界各国からここ日本の銘柄も。グラスワインは常時25種以上。そしてボトルワインは常時400種以上!!!! スパークリングが130種以上あり、赤ワイン・白ワインは200種類以上あるそうです……。

この店内のキャパからは想像もつかないラインナップに驚きを隠しきれません。

せっかくなので色々楽しむためにグラスメニューからオーダー。まずはシュワっとスパークリング。

定員さんにすすめられた「シャンパーニュ〜シェフおまかせで〜」950円で乾杯!

果実のフルーティな甘みと酸味で、お行儀の良いジュースみたい。お通しのうるいとフキのサラダとともに(飲みやすくてすぐに空いちゃいました)。

ボリュームたっぷりの野菜、とぅるんとぅるんのレバーにウットリ


まずはお野菜をと頼んだのは、「ルッコラ、クレソン、パクチーの三種葉っぱサラダ」950円。サラダのメニューだけでも、かなり魅惑的な候補がたくさんありましたが、シンではこちらが一番良くオーダーされるようです。

見てください!!! このボリューム、、、。私の顔の半分くらいありますね。(一緒に映れば小顔効果アリかも…!?)

たしかに、周りのテーブルを覗くと、みなさん揃ってこんもりと緑のお山を囲んでます。

今、スーパーでは葉物が高騰していてなかなか気軽にかごにインできない中、新鮮なお野菜を口いっぱいにむしゃむしゃと頬張れるのは幸せですな。個人的に、端にひょっこり身を置いているパクチーの根っこが推せました。カワイイ。

お次に運ばれてきたのは「レバッチョ」550円。鶏レバーのカルパッチョです。黒板でも「おかわり続出!!!」 とかなりプッシュされています。

新鮮できらっと輝く身は、見た目通りとぅるんと口にすべり込んできます。

うぅ、うまぁ……。

(注:眉間にシワが寄ってるのは私の美味しい! の顔です)

ほどよい歯ごたえとお肉のうま味。喉ごしもいいのに余韻をしっかり残してくる罪なレバーさん!!! ほんとに一人一皿は余裕でぺろり。

合わせて飲んだ白ワインは「甲州・共栄堂・小林さん」850円。濁りが特徴的ですね。

“辛口・自然派・希少”と記載されているこちらは、果実のフルーティーで爽やかな甘みとふくよかな香りをしっかりと感じ、「レバッチョ」との相性が抜群でした。

そして温菜には、「真鱈の白子とじゃがいものバターソテー」650円。

私、白子が大の好物でして……。この二文字を視界に捉えたからにはオーダーしないわけには。

ほくほくとして、ガーリックと黒胡椒がピリッときいたおじゃがに、クリーミーな白子さまのコラボは想像以上のナイスカップル!! ワインを口に運ぶペースにも拍車がかかります。

白子ポン酢しか知らなかった私にとっては、なかなかの大打撃でした。

メインのお肉も迫力満点の大ボリューム!


そろそろメインのお肉にいきたいので、赤ワイン「シラー・ドメーヌ・クードレ」650円をオーダー。

南仏の中重・自然派のワインは、ほどよい重さで飲みやすい。

やってきました本日の主役お肉さま! 「エゾ鹿グリルステーキ」1650円。たっぷり200グラム。どーんと迫力満点のボリュームです。

一切れが分厚くカットされ嬉しい厚み。鹿とは思えないほど肉肉しく、噛むたびに広がるジューシーな旨みに顔がほころびます。不思議なことに、ジビエを食べていることを忘れそうなほど、嫌な臭みが全くないんです。

お次は「うさぎのロースト」1450円。

まさかのこの値段でビックリ300グラム!!! 店長太っ腹!!!

ワイルドに骨つきでございます。

勝手にうさぎ肉は淡白な印象を持っていましたが、脂がよくのった身はプリッとご機嫌で、肉汁がお口で弾ける。まるで、良いとこ育ちの鶏肉のようなお味に、私の概念が覆る出会いでした。

ジビエは希少なだけあって、お値段の割にお洒落な量しか出てこないなぁ……というイメージがありましたが、シンでは運ばれてきた大皿に「えっ? 多!」と驚嘆してしまうほど、お値段以上のボリュームと喜びが提供されてくる。

なんてお客さん思いのお店なのだろうか。コスパ重視の私にとって、かなり高ポイントです。

デザートも種類豊富。思わず欲張りが止まらない!


サービス満載のお料理の量にお腹も大満足。「甘いものが食べたいなあ」と壁を見上げると、やっぱりデザートのラインアップも豊富なシン。

欲張って、店員さんオススメの「塩クレープ」650円と「焼きガトーショコラ」650円の贅沢。

クレープをデザートに置いてる呑み屋は珍しいですよね。

焼きたてで運ばれてきた薄皮パリパリのクレープに、ナッツの食感とアイスの濃厚さが相性抜群。そして、もう分かってはいたけれど、かなりボリューミー。

店内でじっくり10分間焼かれて、運ばれてきたガトーショコラは、熱冷の絶妙さとチョコのビターさのハーモニーがたまりませんでした。

こちらもアイスと、イチゴさんがついてきたよ。あぁ贅沢。

シメまで抜かりなし。素敵です。

あ……。

お料理、ワイン、空間、満足度が高すぎて、ずっと立っていたこと忘れていました!!!!!!!!!!!! そういえば今日立ち呑みじゃん!

恥ずかしながら超絶運動不足の私。「お酒も入るし体力持つかしら?」と実は不安があったのですが、自分でも驚くほど余裕でした(いや本当に忘れてた)。

帰る頃にはお店は満卓。いやぁ、シンが多くの人に愛されている理由が分かりました。

本気食い、呑みが堪能できる贅沢な場所。

魅惑的なメニューが多すぎて、また呑みに行かないとなあ……。

(何回通えばメニュー全制覇できるかしら?)


取材・文:村田倫子