【プレビュー】赤い悪魔の新7番がかつての宿敵相手に痺れるリーグデビューへ《トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッド》

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▽プレミアリーグ第24節、トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッドが日本時間31日29:00にウェンブリー・スタジアムでキックオフされる。5位のトッテナム(勝ち点45)と2位のユナイテッド(勝ち点53)による注目の上位対決だ。

▽現在、公式戦8戦無敗(5勝3分け)と好調を維持するトッテナムだが、バルセロナミニキャンプでの風邪の流行によって直近のリーグ戦ではサウサンプトン、FAカップ4回戦では4部のニューポート相手に低調な2戦連続ドローと調子が下降気味だ。加えて、今節からはユナイテッド、リバプール、アーセナルとの強豪3連戦、13日にはチャンピオンズリーグ(CL)のユベントス戦と重要な4連戦(7日にニューポートとの再試合)を控える。今季の行方を占う重要な4連戦の初戦となる今節では前回対戦で惜敗したユナイテッド相手に勝ち点3奪取が求められるところだ。幸い、今回は前回対戦を欠場した絶対的エースFWケインに加え、直近の2試合を欠場した守護神ロリスと司令塔MFエリクセンが起用可能となっており、ほぼベストメンバーでの戦いが可能だ。

▽一方、試合内容に不満はあるものの公式戦5連勝と復調気配のユナイテッドは、今冬の移籍市場終盤にMFムヒタリアンとのトレードで大物FWサンチェスをアーセナルから獲得。そのサンチェスはデビュー戦となったヨービル(3部)戦でいきなり2点に絡む活躍をみせ、上々のスタートを切っている。そして、赤い悪魔の新7番は奇しくもかつての宿敵を相手にユナイテッドでのリーグデビューを飾る見込みだ。

◆トッテナム◆

【4-2-3-1】


▽トッテナム予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ロリス

DF:トリッピアー、ダビンソン・サンチェス、ヴェルトンゲン、ベン・デイビス

MF:エリック・ダイアー、デンベレ

MF:エリクセン、デレ・アリ、ソン・フンミン

FW:ケイン

負傷者:DFオーリエ、アルデルヴァイレルト、ローズ、ウィンクス

出場停止者:なし

▽出場停止者はいない。負傷者に関してはウィンクスとオーリエが引き続き欠場となる一方、体調不良で公式戦2試合を欠場していたロリスとエリクセンに加え、負傷明けのアルデルヴァイレルトとローズが全体練習に復帰しており、ロリスとエリクセンの2選手に関しては復帰が濃厚だ。

▽システムに関してはアルデルヴァイレルトの起用が可能な場合、3バックへの変更の可能性もあるが、ここ最近採用している[4-2-3-1]を引き続き採用する模様だ。

◆マンチェスター・ユナイテッド◆

【3-4-1-2】


▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:デ・ヘア

DF:フィル・ジョーンズ、スモーリング、ロホ

MF:バレンシア、マティッチ、ポグバ、ヤング

MF:リンガード

FW:サンチェス、ルカク

負傷者:DFバイリー、ブリント、FWイブラヒモビッチ

出場停止者:なし

▽出場停止者はいない。負傷者に関してはバイリーとイブラヒモビッチの長期離脱組に加え、ブリントが欠場となる。

▽スタメンに関しては[4-2-3-1]、[3-4-1-2]のいずれかのシステムを採用するかでメンバーが入れ替わる。前者を採用した場合、ロホが外れてマタやラッシュフォードなど2列目の選手が新たに加わる見込みだ。ただ、アウェイ戦で守備的なプランを選ぶモウリーニョ監督が前回対戦で採用した[3-4-1-2]を採用し、よりカウンター向きの戦い方を選ぶと読む。

★注目選手

◆トッテナム:MFクリスティアン・エリクセン
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▽トッテナムの注目プレーヤーは、絶対的司令塔のエリクセンだ。前節のサウサンプトン戦までリーグ戦全試合に出場してきたエリクセンは6ゴール7アシストと安定した数字を残している。だが、それ以上に貢献が光るのが状況に応じたゲームメークの質の高さだ。前線と中盤を比較的自由に動きながら、ビルドアップが詰まれば低い位置まで下りてシンプルにボールを捌き、攻撃が停滞すればサイドに流れて局地的な数的優位、積極的な仕掛けのパスでアクセントを付けるなど、やや単調なスパーズの攻撃に彩りを与えられる唯一無二の存在だ。今回もリアリスティックな戦術を採用するモウリーニョのチームに対して、局面を打開する戦術眼と創造性が期待される。

◆マンチェスター・ユナイテッド:FWアレクシス・サンチェス
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▽ユナイテッドの注目プレーヤーは、リーグデビューが確実視されるサンチェスだ。物議を醸した中でユナイテッドへの移籍を選択したチリ代表FWには、その超高額な年俸を含めて今後厳しい視線が注がれることになる。ユナイテッドでのデビュー戦となったヨービル戦ではアシストという目に見える結果を残したが、それはあくまで格下相手の結果。したがって、トッテナム戦でのパフォーマンスが重要となる。また、バルセロナ、アーセナル、チリ代表ではボールプレーヤーとの共演が目立った中、初共演のMFポグバやFWルカクなどアスリート型プレーヤーとの連係にも注目が集まる。

▽なお、アーセナル時代の宿敵トッテナムとの通算成績は8試合で2ゴールと可もなく不可もないものだが、直近の対戦では1ゴールを挙げている。