李郡首=(聯合ニュース)

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【麟蹄聯合ニュース】韓国北部・江原道麟蹄郡のワカサギ湖(南面富坪里)一帯で「麟蹄ワカサギ祭り」が開催中だ。来月4日まで開かれるこの祭りは韓国の「冬祭りの元祖」と呼ばれるが、2015年、16年はかんばつと異常気象で氷が張らず中止され、昨年は1週間遅れで開幕したものの、名物の氷に穴を開けてのワカサギ釣りは実施されなかった。

 麟蹄郡の李順先(イ・スンソン)郡守(郡の首長)は「4年ぶりに完全な形で祭りを開催することになり、感慨無量だ」と語った。

 以下は李郡守との一問一答。

――麟蹄ワカサギ祭りとは。

 「ワカサギ祭りは、雪岳山と昭陽江が作り出した美しく広大な氷原で繰り広げられる遊びの天国だ。友人、恋人、家族単位で冬のレジャーを満喫できる祭りを準備した。4年ぶりに運営される氷上のワカサギ釣り場は無料で利用できる。澄んだ水の中からワカサギを釣り上げるおもしろさは、他とは比べものにならないほど痛快だ。祭りの開幕前から毎週末に多くの観光客が集まり、ワカサギ釣りを楽しんでいる」

――今年の祭りの特徴は。

 「都会で疲れた人々が癒され、休んでいけるように準備した。ワカサギ釣り、ワカサギクイズ、雪の彫刻、氷の迷路、子どもの職業体験、アイスパフォーマンス、ストリートミュージシャンの公演など、さまざまなイベントが目白押しだ。氷上で繰り広げられる多彩な体験で、広い氷原でストレスを一気に吹き飛ばすことができる。

 特に山村体験館では麟蹄郡の農産品を一覧できるよう展示した。シラカバの浴槽での足湯体験など、大人のためのプログラムも設けた。職業体験、ワカサギ網すくい体験など子どもたちが楽しめる多彩なプログラムもある」

――ユニークなイベントが増えた。差別化しようとした点は何か。

 「全国アイスサッカー大会は麟蹄ワカサギ祭りで初開催された。今年も151チームがエントリーするほど大人気で、氷上で繰り広げられる対決はスリル満点だ。

 他にも特色のある冬のイベントを豊富に準備した。院垈里のシラカバ林で開かれる「2018スノーレース麟蹄」は韓国初の冬季山岳トレイルランニング大会だ。「美しい森」に選ばれた純白色のシラカバ林を約13キロ走り抜ける。それ自体がヒーリングになる。

 また、「湖の妖精」ワカサギ釣り、雪上そり、氷上そり、スケート、ボブスレー、雪合戦などさまざまなレジャーを準備した」

――祭りで麟蹄郡民が期待していることは。

 「麟蹄といえば田舎や軍事都市というイメージだ。しかし麟蹄はソウルから1時間台と近くなった。今回の祭りは都市ブランドイメージを向上させ、四季折々の観光地として注目されている麟蹄郡を全国にアピールするよい機会だ。

 麟蹄はラフティング、サバイバルゲーム、バンジージャンプなどレジャースポーツの天国といえるほど観光商品が多い。これだけでなく峠や渓谷、寺院、シラカバ林、博物館、文学館などヒーリング資源が豊富だ。昭陽江最上流地域の3万3000平方メートルを超える広大な氷原で開催される祭りを通して、全国民に麟蹄を広く知ってもらいたい」

――今年のワカサギ祭りを準備する上で苦労した点は。

 「気温が氷点下まで下がり、氷が安全な厚さに張ってくれるかが重要だった。これまで麟蹄ワカサギ祭りは例を見ない厳しい干ばつと異常気象で氷が張らず、2年連続で中止になった。昨年も氷が十分に張らなかったため氷上のワカサギ釣り場が運営できず、規模を縮小した祭りになった。氷上のワカサギ釣り場は今年、15年以来4年ぶりに運営される。

 幸いにも今年は連日寒波が続き、氷の厚さが30センチ以上あり安全だ。雪と氷、寒さの3拍子がそろい、祭りの準備が順調に進んだ。今年は天が助けてくれ完全なワカサギ祭りとして復活できただけに、冬祭りの元祖として楽しい思い出をプレゼントしたい」

――今後の祭りの開催戦略や計画は。

 「麟蹄ワカサギ祭りは澄んだ水に生息する湖の妖精、ワカサギをテーマにした祭りだ。ワカサギと天から与えられた恵まれた自然環境を持つ麟蹄郡の特性を生かし、昭陽江最上流の氷原で祭りが繰り広げられる。

 このように広い氷原の上で開催される祭りは韓国で唯一だ。今後、全国民が訪れる祭りになるようさまざまなイベント、グルメ、見どころを提供したい。恵まれた自然環境を分かち合って多くの人が癒され、リフレッシュできるように祭りの完成度を高めていきたい」

――麟蹄ワカサギ祭りに訪れる観光客に伝えたいことは。

 「昭陽江最上流の3万3000平方メートルを超える広大な氷原の上で繰り広げられる麟蹄ワカサギ祭りで、都会で積もった日常のストレスを洗い流してほしい」