メッシが米MLS参戦!? マイアミ共同オーナーのベッカムを祝福「2、3年後に電話が…」

写真拡大

2020年からのMLS参入発表にメッセージを寄せる

 元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるマイアミの、メジャーリーグサッカー(MLS)参戦が正式に認められた。

 2020年から新規参入となるチーム立ち上げの正式発表には、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシもビデオメッセージで祝福。数年後に史上最強の助っ人として参戦する可能性を示唆したと、スペイン紙「AS」などが報じた。

 スーツに身を包んだベッカム氏は、MLSの新規承認を受けて記者会見に臨んだ。2万5000席の新スタジアム計画も発表されるなか、ベッカム氏に最高の祝福が届いた。

「そうだ、2、3年後に電話(でのオファー)があるかもしれないね」と話したのはメッシ。世界最高の名手がマイアミのクラブで助っ人第1号になる可能性を示唆し、スポンサー契約を結ぶアディダス社の象徴だった先輩の門出を祝った。

 メッシは昨年11月に2020-21シーズン終了時点まで、バルセロナとの契約を延長した。違約金は7億ユーロ(約945億円)に設定されたが、契約満了となれば移籍金ゼロで新天地に向かうことも可能だ。

 MLSでは各チームの総人件費に限度を設けるサラリーキャップ制度が導入されているが、スーパースターには特別指定選手制度という限度額から外れた契約を提示できるシステムになっている。ベッカム氏も晩年LAギャラクシーでプレーするなど、近年は世界的な名手が北米でキャリアの最終年を過ごしている。果たして、メッシも将来的にマイアミに向かうことになるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images