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 日本郵便の発表によると、2017年12月における荷物の引き受け個数が大きく増加し、特にゆうパックの引き受け個数が単月で1億個を超えたことが分かった。

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■郵便は減少も荷物が増加

 30日、日本郵便は2017年12月期の「引受郵便物等物数」を発表、郵便物等総物数は16億7,635万通。これは前年から131万通の減少(-0.1%)だった。内訳を見ると、郵便物は12億6,147通で、前年から4,088万通の減少(-3.1%)となったが、荷物は4億1,488万個で、前年から3,957万個の増加(+10.5%)だった。

■減る郵便物

 郵便物が減っているのは12月に限ったことではなく、多少の増減はあるものの、ほぼ右肩下がりに減少している。

 例えば、1月1日に発表した2018年の「年賀郵便物元旦配達物数」では、元旦に配達する年賀状の枚数は1,543万通だった。これは前年から101万通の減少(-6.2%)だ。もう少しさかのぼると、5年前の2013年には1,899万通が元旦に配達されており、5年間で約350万通も減少したことになる。また年賀状の発行枚数で見ると、最も多く年賀状を発行した2003年には44億5,936万枚だったが、2017年には29億6,527万枚にまで減少している。

■増えるゆうパック

 12月における荷物の内訳は、ゆうパックが1億686万個で、前年から1,932万個の増加(+22.1%)、ゆうメールが3億802万個で、前年から2,025万個の増加(+7.0%)だった。ゆうメールも増えているものの、ゆうパックの増加率には目を見張るものがある。

 郵便小包(現在のゆうパックやゆうメール)は、1990年から2000年代当初までは年間4〜5億個で推移していたが、2000年代中ごろから急激に増加し、2016年には年40億個を突破している。

■5年間でゆうパックは2倍近くに増加

 ここ5年間の12月におけるゆうパックの取り扱い個数の推移を抜き出すとこうなる。2013年12月:5,902万個→14年:6,686万個(前年比+13.3%)→15年:7,927万個(同+18.5%)→16年:8,754万個(+10.4%)→17年:1億686万個(+22.1%)。

 お歳暮やクリスマスなどで贈り物の多い12月ながら、5年間でゆうパックの取り扱い個数は2倍近くに増えた。その上、ヤマト運輸が荷受けを抑制したためか、2017年の伸び率は2016年の2倍を超えている。ネット通販は衰える様子をみせないが、今後どこまでゆうパックが伸びるのかも注目だ。