Appleが先日、iOS11.3と同時に発表したAR(拡張現実)アプリ開発環境のARKit1.5を活用したデモンストレーションが公開されました。ARKit1.5では、垂直面や不規則な形状の認識能力が向上しています。

iOS11.3と同時に発表されたARKit1.5

Appleは先日、iOS11.3の新機能を予告するとともにARKit1.5を発表し、開発者向けのベータとして提供を開始しました。
 
ARKit1.5では、壁やドアなどの垂直面の処理性能や、変則的な形状の認識精度が向上したことで、よりリアルで没入感のあるAR映像を制作可能です。

開発者たちがARKit1.5で制作したデモを次々に公開

イギリスのロンドンに拠点を置くモバイルアプリ開発企業、Ubicolorは、レンガの壁から隠し通路が現れるようなデモ動画を公開しています。
 

 

iOSデベロッパーのモハマド・アザム氏は、ARKit1.5で向上した認識能力を活用し、映画のポスターを認識し、ポスター上で予告編ムービーが再生される、という作品を公開しています。
 

 

デベロッパーのティム・フレッド氏は、ARKit1.5で水平面、垂直面、不規則な形状をスムーズに認識可能なモジュールを公開しています。
 

AR機能に注力するApple

Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「ARは人間の行動を拡大する」と語るなど、ARの可能性への期待をしばしば口にしています。
 
1月にアメリカ・ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市、CES 2018で、Apple従業員がARヘッドセット用部品のサプライヤーと話していた、との情報も報じられています。

 
 
Source:AppleInsider
(hato)