ストレス社会で生きる現代人には、日頃のメンタルケアが欠かせません。毎日5分で完了するメンタルケア方法として、今「グリーンエクササイズ」が注目度を上げています。グリーンエクササイズとはどんな方法なのか?本当に5分で済むのかについて解説していきます。

自然の中で運動するのがグリーンエクササイズ

グリーンは「自然」を現す言葉です。グリーンエクササイズは、文字通り「自然の中で運動をすること」を意味します。運動と言ってもそんなに身構える必要はありません。軽いお散歩程度のウォーキングでも構いませんし、体育の授業でやった準備運動や、深呼吸でもOKです。とにかく5分間、自然の中で身体を動かすことがポイント。公園の中や街路樹の下、畑の近く、河の見える土手など…自然のある場所で5分間運動することで、このグリーンエクササイズは完了します。「外に出て自然の空気を吸う」というのがグリーンエクササイズの目的。うつや自律神経失調症の予防、運動不足の解消としても注目を集めています。

気分転換になって心身がリフレッシュする

グリーンエクササイズの効果として、心身のリフレッシュが一番に挙げられます。運動をしていると、次第に呼吸の数が多くなりますよね。運動の中でたくさん呼吸をすれば、身体の中から屋内で吸った空気を全て吐き出し、自然の空気を取り込むことができます。身体の空気を入れ替えると、抱えていたモヤモヤがすっきりするのを直接的に感じられますよ。また、外に出ていろんな景色を眺めると、視界が開けて心もスッキリしていきます。この効果は、一度低下した集中力を高める方法としても使われています。

ストレスを溜めこまないようになる

ふと何かに不安を抱えたり、怒りや悲しみといった感情を覚えたときにこそ、グリーンエクササイズは活躍します。ちょっと「嫌だな」と思うことがあれば、できるだけ早めに外に出てグリーンエクササイズをしてみましょう。グリーンエクササイズはいわば「軽めの森林浴」です。抱えたストレスをその場で解消し、それ以降に溜め込まないようになります。溜まったストレスを一気に発散させるのは難しいですから、ちょっとでも不快に感じたことがあればその都度解消していくのがメンタルケアのポイントですよ。

もちろん5分以上続けてもOK

「自然の中で5分運動する」というのがグリーンエクササイズのルールです。…が、自然の中が楽しいと思えるのであれば5分以上続けても構いません。会社の休憩時間などでは5分が限界という人もいるでしょうが、休日であれば運動の時間を伸ばしてもOK。実際、グリーンエクササイズで散歩に出かけてみて、気づけば15分以上も歩き続けていた、という人も多くいます。ストレス解消になるのであれば、気のすむまで続けてみてください。ただし、運動を始めて最初の5分間が最も脳の疲労を取る効果があるため、「続ければ続けるほど良い」というわけではありません。


writer:さじや