日本語通訳ボランティアのカンさん=30日、ソウル(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】平昌冬季五輪の開幕まで30日であと10日となった。大会期間中、ボランティアとして日本人選手の通訳などを担当する韓国外国語大・日本語通訳翻訳学科4年生のカン・ジェヒョンさん(23)は「日本選手団を迎えるために一生懸命、勉強しています。両国の懸け橋の役割を果たしたいです」と意欲を示した。

 大会組織委員会は2万2400人(五輪1万6000人・パラリンピック6400人)のボランティアを募集した。応募者は9万1655人で、倍率は4.1倍だった。最も倍率が高かったのは通訳で、490人の募集に8131人が応募し、倍率は16.6倍に上った。

 一方、組織委とは別に、平昌が位置する江原道も2200人のボランティアを募集した。うち、日本語通訳は150人となっている。

 組織委が募集したボランティアスタッフのうち、選手のサポートや競技場の案内、医療アシストなどを担う日本語通訳は約50人。カンさんはボランティアに志願した理由を「冬季五輪に参加することはまたとない機会で、歴史的な場所にいたかったんです」と話す。

 日本のアニメが好きで、中学生のころ日本語の勉強を始めた。兵役の際は通訳兵を務め、今年3月には交換留学生として渡日するという。

 数カ月前から慣れない冬季スポーツ用語を勉強する傍ら、メダル獲得の可能性がある日本人選手のインタビュー映像を検索するなどして本番に備えているという。「日本の選手たちが良い成績を出せば出すほど仕事が増えますが、ぜひ好成績を収めてほしいです」と笑う。

 大学卒業後は日本と関係がある仕事に就きたいという。「大会期間中、与えられた任務を全うし、これから向かう人生の第一歩にしたいです」と力をこめた。