昨今のテクノロジーの目まぐるしい発展に伴い、頭を悩ませている人たちが続出しています。それが電磁波・電磁場によりもたらされる電磁波過敏症の方たちです。スマートフォンやパソコンの使用で原因不明の体調不良を感じているあなたも、もしかすると電磁波過敏症が原因かもしれません。電磁波過敏症とは何なのかについて紹介しましょう。

電磁波過敏症とは?

住宅家電や高圧線、スマートフォン、パソコン等が発生させる電磁波・電磁場の曝露にさらされ、体調に様々な不調をきたすことを電磁波過敏症といいます。これを外国ではelectromagnetic hypersensitivityと呼んでおり、その認知は国内のみに留まりません。電磁波過敏症による影響は人によって異なり、頭痛・疲労・精神的ストレス・睡眠障害・めまい・吐き気・動悸・消化器の異常に至るまで多岐にわたります。また、灼熱感・皮疹・発赤・ヒリヒリ、チクチクする等の皮膚の症状を訴える人も多くいるようです。似たものにテクノストレスがあります。

電磁波過敏症の理解が得られない現状

電磁波・電磁場による健康への悪影響を調べたアメリカの研究では、科学的説得力のないものとして否定的な見方をされており、更に世界保健機関WHOも、様々な症状の存在は真実ではあるが、科学的根拠はないと、こちらも否定的な見方を示しています。これ以外にも現在様々な研究が行われている状況ではありますが、多くの国がこの電磁波過敏症を無視している状態のようです。一方ではスウェーデンやスペインなど、電磁波過敏症を一種の障害と認定している国もありますが、電磁波過敏症への理解はあまり得られないというのが現状でしょう。

体調不良を訴える人は非常に多い

あまり理解の得られていない電磁波過敏症ではありますが、実際のところ、電磁波・電磁場の影響による体調不良を訴えている方は多くいます。例えばアメリカでは、電磁波・電磁場の一種、WiFiを避けるために100人もの人が引越ししたという報道がされており、イギリスでは、15歳の少女がWiFiによる電磁波過敏症に苦しみ衰弱したという報道がなされているなど、電磁波過敏症に悩んでいる方は国内外で非常に多く確認されているのです。極めつけは、元WHO事務局長であり元ノルウェー首相でもある、グロ・ハーレム・ブルントラント氏も自らが電磁波過敏症であると主張しています。これだけの現状を見ると、電磁波過敏症の存在が有力視されてもおかしくないのではないでしょうか。現在スマホやパソコンの使用で謎の体調不良に悩んでいるあなたは、可能性のひとつとして、電磁波過敏症を疑ってみるべきかもしれません。


writer:サプリ編集部