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その頃には、隠すCG技術も発達してそう。

今やあらゆる世界に影響を及ぼしているAI。その力は、生身の人間の最後の砦ともいえるスポーツの世界にも届いているそうです。元オリンピック選手の為末大さんが、IBMのWebメディアMugendai(無限大)にて、AIとスポーツの未来について語っていましたよ。

「根性と勘」の世界を、「データと分析」で変えたい

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為末さんと、IBMのCTOである久世和資さんが話していたのは、「スポーツにおけるAIの可能性」。為末さんいわく「スポーツの世界は、想像以上にアナログ」で、いまだほとんどが経験や勘によって意思決定が行われているそうです。しかし選手のパフォーマンスを最大化するには、データ解析・活用が何より重要で、AIが重要な役割を担うのではないか、と感じているそう。

さすが為末さん。久世さんの「AIがスポーツに活用できる場面はどこか」という質問にも以下のように答えています。

まず「どんなスポーツに適性があるか」の判断です。陸上競技一つとっても、腕のリーチが長ければ円盤投げが向いているといったように、身体的特徴をベースとした競技の適正診断ができると思いますが、現状では、幼少期の環境が大きく影響を受けることが多いですよね。例えば親がコーチをしていたり、親戚が体操教室をやっていたり。どのようなデータがスポーツの適性を根拠づけるのかは分かりませんが、データと競技適正の相関関係が可視化されるようになると面白いですよね。

アスリートとしてトップであった為末さんからの提言に、Watsonなどのコグニティブ技術を持つIBMの久世さんは、AIによって「人では気がつかないような相関関係などを見つけられる」と語り、世界中で発表された論文、スポーツ誌、それに競技記録などが活用できるのではないかと話しています。たしかに、同じ選手が監督や環境によってガラッと変わることって、スポーツの世界では珍しくないですものね。

IoTの進化によって、人は「生身であること」に価値が生まれる

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為末さんは他にも、技術の進化によるスポーツ界の面白い未来を予想しています。何でも、シューズやシャツ、それにウェアラブル機器などのIoTが進化することで、「スポーツは、人類が何も身につけず競争している場所になるのではないか」とのこと。

普段はとても早く歩ける靴、ARで外部情報が入ってくるメガネ、あるいは脈拍を取ってくれるTシャツなどいろんなものを身に付けながら、スポーツではすべて脱ぎ棄てて生身で競技するわけですよ。だからテクノロジーって、スポーツの現場では本番でその競技力を支えるものではなく、常に能力を磨くためのパートナーという位置から抜けられないと思います。

他にも、スポーツ界における性格の相性、アスリートの「やめ時」をAIが導くようになる未来など、興味深い話が満載の対談は、Mugendai(無限大)よりぜひ続きをお楽しみください。

Image: Mugendai(無限大)、Shutterstock
Source: Mugendai(無限大)

(渡邊徹則)