(写真提供=SPORTS KOREA)チェ・ヘギョンさんも人気気象キャスターだ

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東京では連日、例年以上の寒さが続いているが、お隣・韓国のソウルはさらに強い寒波に見舞われている。

先週のソウルの気温は、1月24日マイナス16.3度、1月25日マイナス16.4度、そして1月26日朝7時30分にはマイナス17.8度を記録し、この冬一番の冷え込みになった。

「例年の同日(マイナス6.4度)と比較すると、11.4度も低い」(『聨合ニュース』)そうだ。

天気以上に注目される“お天気お姉さん”

記録的な寒さがいつまで続くのかと天気予報に注目する人も多いなか、韓国メディアは「寒波なのに超ミニを堅持」「最強寒波をあざ笑う超ミニ」などと見出しを打って、とある“お天気お姉さん”に注目していた。

KBSのお天気お姉さん、カン・アランだ。

とあるK-POPアイドルのアルバム発表イベントで彼女は司会を務めたのだが、その姿が「芸能人顔負け」だったらしい。
(参考記事:ミスコン出身の“かわいすぎるお天気お姉さん”カン・アランのSNSがスゴい!!

その一例からもわかる通り、韓国では天気予報を伝える“お天気お姉さん”に何かと注目が集まる。

韓国メディアにその美貌が取り上げられることはもちろん、気象キャスターがそのままタレントになってしまうケースも。“美人気象キャスターの元祖”とされるアン・へギョンなどは、見事に女優に転身している。


(写真提供=SPORTS KOREA)美人お天気お姉さんの元祖、アン・ヘギョン


事実、男性の気象キャスターはほとんど見られなくなっており、“お天気お姉さん”たちが過度な露出競争をしているため、「天気予報ではなくセクシーショー」と皮肉られるほどなのだ。

ただ、肝心の天気予報よりもお天気お姉さんに関心が集まってしまうのも、仕方がないのかもしれない。

天気予報の的中率は46%!?

韓国の天気予報がなかなか当たらないからだ。

韓国監査院が2017年に行った調査によれば、過去5年の韓国気象庁による「降水の有無」の予報は、的中率が46%だったという。半分も当たっていないのだ。

韓国監査院は、イギリスと比較すると韓国の的中率は7%ポイントほど低く、またアメリカでは気象庁の予報官の降水量的中率が数値予報(コンピューターによる予測)より高いが、韓国は反対で、予報官の予報能力が足りないと指摘した。

長らく「当たらない」と指摘されてきた韓国気象庁は、2014年11月に569億ウォン(約56億9000万円)でスーパーコンピューター4号機を導入するなど、5年間で数値予報モデルの改善に計1192億ウォン(約119億2000万円)を投入している。

「日本が羨ましい」との声も

しかし的中率は、2012年47.7%から2016年45.2%(韓国監査院)と落ちている有様。資金を投入したのに予報の正確性が下がっているというのだから、残念でならない。

韓国のネット上では、自国と隣国の気象庁を比べて、「日本が羨ましい」との声が出ることも珍しくないほどなのだ。

いずれにしても、厳しい寒さが続いていることで、天気予報やお天気お姉さんに注目が集まっている韓国。今こそ“当たる”天気予報が必要なのだが…。

(文=慎 武宏)