28日、フジテレビ「ジャンクSPORTS」では、陸上藤光謙司がゲスト出演。昨年31歳にして自己ベストを更新した藤光は、短距離走の極意を「ほとんど練習しない」と語り、周囲を驚かせた。

その理由について「人間って消耗品だと思ってるんで、車とかと一緒なのかなという考え。一生走れる走行距離というのは決められてるんじゃないかって思ってる」と持論を展開した藤光は、「省エネして1日2、3本とかしか走らなくて、それを週4回とか5回くらいやるのが僕の通常のメニュー」とも。

また、ウサイン・ボルトや桐生祥秀について訊かれると、藤光は「人によって違うとは思います。桐生選手とか見てると僕より4、5倍とか。それくらいのレベルで走ってる」と語るも、自分のことになると「(1回の短距離走で)200mも走らないことが多い」と言い、司会の浜田雅功から「なんなん?全然やる気ないやん」と呆れられてしまった。

それでも藤光は「去年も31歳で自己ベスト出してるんで、ずっと右肩上がりで記録は伸びてるので間違った練習はしてると思ってない」とキッパリ。体幹トレーニングも「1日に何分か・・・」と話すと、疑いの目を向ける周囲のゲストらに「周りの人にマジで聞いてほしいです。『藤光(練習に)来たらすぐ帰るな』ってみんな思ってると思います」と笑った。