現存する有綱在銘の太刀としては最上位の美しさをほこる「太刀 銘 有綱(古伯耆)」

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■ 「刀」をメインに武士が愛用した道具の美に迫る

【写真を見る】島津家の家紋丸に十字文がたくさん付けられている「小札紫糸威白糸腰裾取胴丸具足」

全国のアニメファンが集うエンタメイベント「マチ★アソビ」の開催地、徳島県徳島市の徳島城博物館で武士の魂といわれる「刀」を中心に武器武具をテーマにした展覧会を開催中。東京富士美術館所蔵の名品38点を観賞しながら、平安時代から江戸時代に至る刀剣の歴史を知ることができる貴重な機会だ。また、人気アニメ「活撃 刀剣乱舞」の原画展など、“とうらぶ”ファン必見の企画も満載。

見どころは、初公開となる「刀 銘 和泉守藤原兼定作」。「最上大業物(さいじょうおおわざもの)」という刀のランキングの最上位に位置付けられた、よく斬れると評判の名刀だ。さらに、名工・安綱の一派、有綱が手がけた「太刀 銘 有綱(古伯耆)」をはじめ、福岡一文字派の最盛期の作品「太刀 銘 一(福岡一文字)」、日本刀の産地として、長い歴史と伝統をもつ備前国(岡山県)で作られた「太刀 銘 備前國長船住近景 建武二年五月日」などの重要文化財もラインアップ。

刀のほかにも、歴史ファンにはたまらない展示も充実。島津家伝来とされる甲冑「小札紫糸威白糸腰裾取胴丸具足」や、室町時代末期から桃山時代にかけて活躍した早乙女家成の手による筋兜「鉄錆地六十二間筋兜 三日月前立」といった貴重な展示品が登場する。

武士の世界観をより楽しめる企画も用意。同館で用意されている兜や陣羽織などを着て記念撮影ができる着装体験イベント「兜&陣羽織で変身」が催される(平日のみ開催)。

■ 「活撃 刀剣乱舞」の原画が約280枚!

同時開催の「活撃 刀剣乱舞」原画展には、本編で使用された選りすぐりの原画約280枚に加え、徳島城博物館を取り入れた描き下ろしイラストのパネル等が出展される。そのほか、描き下ろしイラストを使用した会場限定グッズの販売も見逃せない。A4クリアファイル(1枚400円)や、描き下ろしビジュアル缶バッジ(1個300円)、描き下ろしビジュアルアクリルチャーム(1個800円)といった、バリエーション豊富なアイテムがそろう。 ※グッズ販売は売り切れ次第終了

名刀が一堂に会する企画展で、武士が愛用した道具の魅力に触れてみては。(東京ウォーカー(全国版))