キュアメイドカフェの看板

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東京都千代田区にある、ごく普通の女子高校の「音ノ木坂学院(おとのきざかがくいん)」に訪れた学校の統廃合の危機に、9人の生徒が自らアイドルグループμ's(ミューズ)として活動し、学校の名を世に広め、入学希望者を増やそうと奮闘する物語「ラブライブ!」。2013年と2014年にテレビアニメ、2015年に映画が公開され、その年のNHK紅白歌合戦に出演して話題となったことは、アニメ好きならずともご存知かと思う。

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そのテレビシリーズ第1期9話「ワンダーゾーン」で、μ'sメンバーの一人「南ことり」が伝説のメイド「ミナリンスキー」としてメイド喫茶で働いているシーンが登場する。その店舗のモデルとなっている場所が、元祖メイド喫茶「キュアメイドカフェ」だ。

■ 放送当時はカフェスタッフも登場した「元祖メイド喫茶」

秋葉原の中央通りから少し奥まった「ガチャポン会館」と書かれたビルの6階にある同店は、今でもラブライブ!を愛するファン達が訪れているという。アニメを見てから店舗に訪れると、いかにアニメが正確に店内を描写していたかがわかる。さらに放送当時のカフェスタッフも登場したというから驚きだ。いっぽうで、店内ではメイドによるライブなどが行われているのかというと、むしろ逆で、アニメ作品のコラボレーションイベントが行われていない時は、とても静かで落ち着いた雰囲気。昼はゆったりとした午後のひと時、夜はダイニングバーとして大人の時間を過ごすことができる。

フードやドリンクも本格派。特に紅茶にはこだわりがあり、日本紅茶協会が「おいしい紅茶の店」として認定するほど。日替りケーキ(500円・税抜)とセットの紅茶(300円・税抜)を注文したところ、南ことりの好物である「チーズケーキ」が届いた。薄いタルト生地の上に濃厚なチーズクリームがたっぷりのったケーキは、甘さが控えめで、爽やかヨーグルトの風味を感じさせながらも、豊穣な味を感じさせる一品。ストレートで飲むのがオススメだという茶葉「ヌワラエリア」は、優雅でデリケートな香りと、緑茶にも似た適度な渋みが特徴。

これがチーズケーキとマッチし、満足な時間を過ごすことができた。

店内では、キュアメイドカフェでしか手に入れることができないミナリンスキー バースデープレート キュアメイドカフェ限定Ver.(1000円+税)をはじめとする、公式グッズも販売されている。白磁にミナリンスキーの横顔が描かれたプレートは、今でも人気の一皿とのこと。訪れた際は、ぜひ手に取って頂きたい。

■ キュアメイドカフェの後は「ミナリンスキー」逃走ルートを散策

さて、アニメの中で、μ'sのメンバーがメイド喫茶に訪れた際に、ミナリンスキーが秋葉原の街を闘争するシーンが出てくる。キュアメイドカフェを訪れたのなら、折角なのでそのルートを辿ってみてはいかがだろうか。

まずキュアメイドカフェを出て、中央通りを秋葉原駅方向に進むと「ソフマップAKIBA1号店 サブカル・モバイル館」と「ベルサール秋葉原」の間の通りを右折する。劇中、ソフマップ側のイラストが描かれているハズだ。

そのまま30mほど直進すると「とんかつ冨貴」が見える。ここも劇中で描かれた場所だ。ちなみに「とんかつ冨貴」は2016年9月、51年間に渡る歴史に幕を閉じてしまった……。そのまま直進すると、「まんだらけ」が見えてくる。その十字路を右折。すぐ右手に、こちらも背景として登場する「ハードオフ 秋葉原1号店」が登場する。

前進すると「ツクモ12号店」が見えてくる。この交差点を左折。追走していたメンバー達はミナリンスキーを見失ってしまう。背景として喫茶店が写っているのだが、今は別の店舗となっていた。

ミナリンスキーはどこに行ったのか? 彼女はそのまま直進し、昌平小学校と隣接する建物の間に入っていたのだ。それは今でも残っている。

ちなみに彼女は建物の反対側で東條 希に見つかってしまうのだった。

この見つかった場所の近くにある公園を突き抜け、そのまま中央通り方面に直進するとキュアメイドカフェに戻ることができる。

ちょっとお手軽な聖地巡礼。秋葉原を訪れる際は、ぜひもう一度「ラブライブ!」を見直して、こだわりの描写をその目で見てはいかがだろうか。(東京ウォーカー(全国版))