男子ゴルフの米国ツアー、ファーマーズ・インシュアランス・オープン3日目のラウンドに臨むタイガー・ウッズ(2018年1月27日撮影)。(c)Sean M. Haffey/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】米男子ゴルフツアー、ファーマーズ・インシュアランス・オープン(Farmers Insurance Open 2018)は27日、米カリフォルニア州ラホヤ(La Jolla)のトーリーパインズGC(Torrey Pines Golf Course)で3日目が行われ、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)はショットが乱れるラウンドだったものの、なんとかスコアを2ストローク伸ばして最終日を迎えることになった。

 2015年8月以来となる米国ツアー大会の決勝ラウンドを戦っているウッズは「これといったショットは一日を通じて1本もなかった。苦しいラウンドで、ゴルフのスイングに近いものをするので必死だった。スコアを作るだけだった。チップを打って、パットして、粘ったよ」とコメントした。

 自身最後のメジャー制覇となる2008年の第108回全米オープン選手権(2008 US Open Championship)を含め、このトーリーパインズGC(Torrey Pines Golf Course)で通算8勝を挙げているウッズだが、この日もフェアウエーキープはわずか14分の3だった。

 それでもグリーンまわりで巧みなプレーを見せたウッズは、タップインから約4.5メートルのパットまで4つのバーディーを沈め、重要な場面でのパーセーブも何本か披露し、首位に立つアレックス・ノレン(Alex Noren、スウェーデン)と8打差の通算3アンダーにスコアを伸ばした。

 ノレンとライアン・パーマー(Ryan Palmer、米国)、ジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)らが静かに優勝争いを繰り広げる中で、この日も大きな注目とギャラリーの歓声を集めたのはウッズだった。ウッズは「みんながあんなふうに叫ぶのはしばらく見たことがなかった。ここはキャリアを通じて相性の良いコースだし、たくさんのファンが前のようなプレーを待ち望んでいるんだろう。信じてほしいが、僕も頑張っている」と話した。

 ウッズにとっては、これが昨年大会以来の米国ツアー復帰戦となる。2016年を腰のけがで全休したウッズは、昨年の大会では痛みがぶり返して予選落ちに終わり、4月には手術を受けた。それでも、ここ数年で初めて痛みがなくプレーできていると明かすウッズは、ここまでの3日間でスコア72、71、70を記録し、少しずつ正しい方向へ向かっている。

 本人も「60台を出せたらいいね。明日はもう少し楽なラウンドをしたい。もっとフェアウエーをキープして、グリーンにも乗る普段通りのゴルフがしたい」と話している。

「きょうは正しい方向へショットをミスしようとしていたよ。良いショットが打てていないのは自分でわかってたからね。正しい角度を模索することに一日のほとんどを費やした」と話すように、深いラフからのショットが続く中で固定した背骨にも負担をかけた。固定の影響で柔軟性が少し失われたこともあって、実戦レベルの「感触」はまだ取り戻せていないという。

「得意のはずのショットがフェアウエーに乗っていないことが何度かあった。今の僕にあるのはショートゲームと気持ちだけ。きょうはそれだけで乗り切った」
【翻訳編集】AFPBB News