「ボクシング・WBA世界ウエルター級王座決定戦」(27日、イングルウッド)

 ダブル世界戦が27日(日本時間28日)、米国ロサンゼルス郊外イングルウッドのザ・フォーラムで開催され、メインイベントで同級3位のルーカス・マティセ(35)=アルゼンチン=が8回1分21秒KOで同級1位テワ・キラム(25)=タイ=を沈めて王座に就いた。元WBC世界スーパーライト級暫定王者のマティセは初の正規王座の獲得。

 マティセの強打が8回に爆発した。ワンツーで先制のダウンを奪うと、再開後は左ストレートでキラムを失神させた。立ち上がりから前に出てプレッシャーをかけていたものの、38戦全勝のキラムの左ジャブに苦しみ、決定打が打ち込めない展開が続いていた。しかし最後は38勝のうち35KOという強打が勝負を決めた。

 同級はWBC世界同級王座との統一戦に勝利したキース・サーマン(米国)がスーパー王者として君臨。右肘手術などで長期休養中のサーマンは今春に復帰予定。マティセとの王座統一戦が待たれる。マティセの通算戦績は43戦39勝(36KO)4敗。キラムは39戦38勝(28KO)1敗。