細い小路や裏路地が、複雑に入り組んでいる神楽坂。なかでも、訪れた人が皆「相当迷った!」と口をそろえるのは"くずし割烹"の店『枝魯枝魯』。

来る者を試そうとしているようにすら思える道中、目的地への期待感は高まるばかり。神楽坂イチ難易度の高い店『枝魯枝魯』の魅力と、最も賢い行き方を伝授しよう。



古民家の雰囲気たっぷりな2階のテーブル20席。1階にはライブ感あふれるカウンター18席も。店内に飾られた色鮮やかなアートは京都の絵師ユニット「だるま商店」によるもの
行きづらい道のりもまた、心躍らせる粋な演出になる
『枝魯枝魯』

"くずし割烹"の名で京都本店を皮切りに、パリ、ハワイにも進出している有名店『枝魯枝魯』。4年前にオープンした東京店は、地名の響きと京都に通じるものを感じて、神楽坂が選ばれた。

ここまでは、わかる。だがなぜ神楽坂の中でも、この立地を選んだのか?と問うと、その答えはなんと「わざと」だと言う。



同じ「だるま商店」の掻敷と全席異なる箸置き

「ふらりと寄ってもらう店ではなく、来店目的100%、知っている人だけ来てくださればいいと思ったので」と店長は話す。理想通りの立地を求め、この物件を見つけるまで実に1年以上かかったのだとか。

そもそも、"くずし割烹"の"くずし"は、いい意味で客を裏切る、という意味。この店までの難儀する道中が、すでに最初の"くずし"となっているのだ。



この月の前菜。左側の蕪煮は、赤蕪にはほうれん草の土佐和えと雲丹、白蕪はぶりの幽庵焼きに梅肉と丁寧な仕事が光る

料理は4,800円のコース1択。これも「日常使いできる日本料理店」というコンセプトゆえ。

和食の基本を踏襲しながらも、食材同士の独創的な組み合わせ、美しい器や盛り付けの数々で、最後まで飽きさせない。



リクエストの多い強肴(しいざかな)の「フォアグラ寿司 菊花蕪」

コースは1カ月に1回替わるため、リピーターは来店時に次の予約をしていくという。

駅からの道のりをマスターしたら、誰かを案内したくなる店だ。「こんなお店知ってるなんて!」と見直されること間違いない。


この目印を押さえておけば絶対に迷わない!


‥貔樟神楽坂駅は神楽坂口を出る!

出口は1番の神楽坂口。駅の階段を上がると商店街のスピーカーから流れる音楽が聞こえてくる。地上に出たら左へ。




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飯田橋駅前まで続いている神楽坂商店街。両脇に立ち並ぶ小さな店々を覗きながら歩いていくのも楽しい。




左手に安養寺を見つけたら、ストップ!

神楽坂上交差点を不動産屋『つくば商事』や居酒屋『酒蔵駒忠』のあるサイドに渡る。ここまでの道のり、約4分。




さ鐚魏阿領ち並ぶ大久保通りを右に

メインストリートから逸れるので、ここで人通りが少なくなる。レトロな大衆居酒屋や中華料理店を左手にして進む。




イ海両路に入りどんどん進む

左手に一本の細い小路が出てくる。これを見逃さないよう要注意。ド派手な居酒屋の外壁を目印にして進む。




β元に灯る行燈が目印!

ここを左に入るのだが、まだ安心するべからず。正面にあるのは別の店。突き当たりを右に曲がったそこが入り口だ。




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