Appleが、新本社Apple Parkへの従業員の移転を本格化させています。本社所在地であるクパチーノ市から、新社屋のメインビルの約半分について使用許可が出されたのを受けたものです。

これまではごく一部だった使用許可

Venture Beatによると、Appleは、昨年12月から今年1月にかけて、クパチーノ市当局からApple Parkの仮使用許可を段階的に得ており、3月頃までには許可が出揃う見通しです。
 
これまでは、巨大なドーナツ型の建物のごく一部と、ギリギリのタイミングで使用許可が間に合い、iPhone Xの発表会が行われたスティーブ・ジョブズ・シアター、一般向けのビジターセンターなどの一部施設のみ、許可が下りていました。
 
ただし、仮許可は、建物の工事中の部分の周囲には保護柵を設置するなど、いくつもの条件が付けられています。

約12,000人の大移動

Appleは、12月にドーナツ型ビルの約半分の仮許可が出たのを受けて、旧本社や周辺の建物から総勢12,000人の従業員の移転を本格化させている模様です。
 
Appleでカメラや写真関係ソフトウェア部門に勤務するブライアンさんはTwitterで、思い出の多いInfinite Loopを離れ、Apple Parkでの勤務が始まる、寂しさと期待の混ざった胸の内を明かしています。
 

まだ一部が工事中のApple Park

Appleは、2017年2月にApple Parkという新社屋の名称を発表した際、同年4月から従業員の移動を順次開始して業務開始する予定と案内していました。
 
しかし、2018年1月に撮影された空撮映像では、大型の建設機械は以前より減ったものの、まだ工事が続いていることがわかります。
 

 
現地時間2月18日には、Apple Park内のスティーブ・ジョブズ・シアターで、株主総会が開催されます。
 
なお、Appleは、米国経済への貢献策として、新たなキャンパスを建設する計画も明らかにしています。

 
 
Source:Venture Beat
Photo:YouTube(Duncan Sinfield)
(hato)