全豪オープンテニス、男子シングルス準決勝。勝利を収めて観客に手を振るロジャー・フェデラー(2018年1月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)は26日、男子シングルス準決勝が行われ、連覇を目指す大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、6-1、5-2とリードしたところでチョン・ヒョン(Hyeon Chung、韓国)がけがにより途中棄権したため、同大会では自身7度目の決勝進出を決めた。

 ほろ苦い形での勝利となったフェデラーは、28日に行われる自身30回目の四大大会(グランドスラム)決勝で、第6シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)と対戦することになった。2014年全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2014)覇者のチリッチとは、これまでの直接対決で8勝1敗とリードしている。

 この日の試合では、韓国勢として男女を通じて初めてグランドスラム4強入りを果たしたチョンが、第2セットの途中でメディカルタイムアウトを取り、左足にできた水膨れの治療を受けながらプレーを続けていた。しかし、同第8ゲームの30-30となった場面で21歳の新鋭が勝負を諦めてネットへ近づき、試合は突如として約1時間で決着がついた。

 これで全豪では通算6回目、グランドスラムでは歴代最多記録を更新する通算20回目のタイトル獲得に近づいたフェデラーは、準決勝のあっけない最後について、「ほろ苦い気持ちだ。決勝進出は本当にうれしいけれど、こういう形は望んでいない。普通の最後が望ましいね。だけど、試合時間は短いに越したことがないのは確かだ」と語った。

 グランドスラムの準決勝での通算成績が30勝13敗となったフェデラーは、今年の全豪ではまだ1セットも落としていない。
【翻訳編集】AFPBB News