au向け新スマホ「Qua phone QZ」を写真と動画でチェック!

既報通り、KDDIおよび沖縄セルラー電話がau向け「2018年春モデル」を発表し、約5.0インチフルHD(1080×1920ドット)TFT液晶やオクタコアCPU、3GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)採用スマートフォン(スマホ)「Qua phone QZ(型番:KYV44)」(京セラ製)を2018年2月下旬に発売します。

auショップなどのau携帯電話取扱店や公式Webストア「-->-->-->-->-->-->-->au Online Shop」にて予約受付を実施しており、すでに紹介しているように価格(税込)は本体代32,400円(分割1,350円/月×24回)の実質16,200円(分割675円/月×24回)から。

今回は1月9日に開催された説明会のタッチ&トライコーナーにてQua phone QZの実機に触れる機会がありましたので、その特徴や仕様を写真や動画とともにご紹介します。


本体カラーはチョコミント、カシスピンク、シトラスレモン、インディゴの4色


■文具を意識したポップ&キュートな配色
Qua phone QZを印象づける大きな特徴となっているのが、独特なカラーバリエーションです。昨今のスマホはブラックやホワイト、ゴールド、レッドといったような分かりやすい単色と表記名が多く用いられていますが、本機ではチョコミントやカシスピンクといったかつてのフィーチャーフォン(従来型携帯電話、いわゆる「ガラケー」)時代を彷彿とさせる名称となっています。

その名前の通り、チョコミントであればブルーの正面および背面パネルとブラウンのサイドパネルを、カシスピンクであればピンクの正面・背面パネルとオレンジのサイドパネルを使ったツートンカラーの組み合わせとなっており、「ステーショナリー(文房具)を意識した」というポップな配色となっています。


デフォルト設定の壁紙画像も本体カラーに合わせた配色を用意


また今春のauオリジナルブランド「Qua」シリーズのスマホおよびタブレットではステーショナリーブランド「Rollbahn(ロルバーン)」とのコラボが前面に押し出されており、本体カラーに合わせた手帳型ケース「Rollbahnフラップケース」が公式アクセサリーブランド「au +1 collection」にて発売される予定で、記念のオリジナルノートを抽選でプレゼントするキャンペーンも実施されます。


ロルバーンのノートと言えば書店の文具コーナーなどで見かける定番アイテムだ



ノートのデザインに合わせたゴムバンドがオシャレだ



フラップケースはスマホスタンドに変形するギミック付き


■京セラ製らしい高耐久性がアピールポイント
本体機能では京セラらしく堅牢性を高めた設計となっているのも特徴。正面ディスプレイには強化ガラスの「Dragontrail X」にアクリルスクリーンを接着した「ハイブリッドシールド」を採用し、ガラスが大きく割れる原因の起点となる傷からディスプレイを保護。単に「割れにくい」だけではなく、万が一割れてしまった場合でもアクリルスクリーンによりガラスが飛散しにくい構造とすることで、より安全に使用できるとしています。

本体の耐久面でも京セラらしさを発揮。IPX5およびIPX8準拠の防水性能、IP6X準拠の防塵性能、そして米国国防総省の調達基準規格である「MIL-STD-810G」に準拠した耐衝撃性能など、日常利用における安全性を十分に確保しています。

また手袋を付けた状態でもディプレイ操作ができる「グローブタッチ」や濡れた手でも操作ができる「ウェットタッチ」にも対応しており、冬場の利用や台所などの水回りでの利用もしやすい設計です。


ハイブリッドシールドとグローブタッチ&ウェットタッチ機能で使いやすく安全なディスプレイを実現



外部接続端子にはUSB Type-Cを採用



側面上部にイヤホンジャックを配置



右側面に電源ボタンや音量調節ボタンを集中的に配置



左側面にはmicroSDおよびUSIMカードを収納するスロットを装備



microSDおよびUSIMカードスロットは一体型のトレイ式


■充実したカメラ機能と安心の基本性能
カジュアルな用途とターゲット層に合わせカメラ機能も充実。撮像素子は背面カメラが約1300万画素、正面カメラが約500万画素で、高速で追従性に優れた「像面位相差オートフォーカス」を採用。取りたいシーンを素早くキレイに撮影可能です。

また明暗差が大きな場所では露出を変えて撮影された写真を内部的に合成し擬似的に大きなダイナミックレンジを表現する「HDR撮影」に自動的に切り替わる仕様となっています(設定で変更可能)。

この充実したカメラ機能を活かすため、内蔵メモリー(RAM)は3GB、内蔵ストレージは32GBと余裕のある設計となっており、動作のもたつきや容量不足の軽減に配慮。SoCもQualcomm製「Snapdragon 430(MSM8937/1.4GHz×4コア+1.1GHz×4コア)」を採用しており、ミドルレンジスマホとして必要十分な処理能力を確保しています。

最後にQua phone QZの製品解説やRollbahnフラップケースの紹介などは以下の動画でもご覧いただけます。


S-MAX:au向けスマホ「Qua phone QZ」ファーストインプレッション

動画リンク:https://youtu.be/RLXGQ3jFp4I

■若者にターゲットを絞った高コスパ端末
auのQuaシリーズはこれまでもリーズナブルに抑えた価格と使いやすい性能を揃えたエントリーからメインストリーム向けの端末としてラインナップされてきましたが、本機も公式オンラインショップで一括32,400円で予約受付が開始されるなど、十分にコストパフォーマンスの高さを実感できるパッケージとなっています。

主に高校生や大学生向けのイメージが強いステーショナリーブランドとのコラボレーション企画にも常に若者を意識したCMなどを打ち続けるauらしさを感じます。スマホの性能が横並びとなり新たな差別化が求められる中、敢えてターゲットを絞ったカジュアルなデザイン路線が消費者の目にどのように映るのか気になるところです。


あなたならどのカラーを選ぶ?


【Qua phone QZの価格】
種別auスマートパス
非加入時加入時
本体価格32,400円(分割1,350円/月×24回)
毎月割-351円/月×24回
(総額-8,424円)
-675円/月×24回
(総額-16,200円)
実質負担額23,976円
(分割999円/月×24回)
16,200円
(分割675円/月×24回)




記事執筆:秋吉 健


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