◇病院火災 看護師の更衣室から煙

 韓国南東部の慶尚南道密陽市にある病院で26日朝に発生した火災の出火原因を特定するための捜査が本格化する。慶南地方警察庁と密陽警察署は火災原因に焦点を合わせて捜査を進める計画だと明らかにした。火災発生当時、病院で勤務していた看護師や職員は1階の応急処置室の隣にある看護師の更衣室から煙が出たと証言している。一方、消防当局は当初死者数を39人としていたが、37人に訂正した。重傷者は18人で、うち10人は意識不明の状態という。軽傷者は113人。

◇文大統領 病院火災受け対策指示

 慶尚南道密陽市の病院で多数の死者が出る火災が発生したことを受け、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は緊急の首席秘書官・補佐官会議を開き、「死亡者数が増える可能性も排除できず、残念でならない」と述べ、対応に万全を期すよう指示した。青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が明らかにした。また、首相を中心に火災の原因を把握し、ビル火災の再発防止対策を講じるよう指示した。

◇北朝鮮先発隊 平昌冬季五輪施設を視察

 平昌冬季五輪(2月9〜25日)参加の準備のため北朝鮮が派遣した先発隊は訪韓2日目の26日、江原道・平昌で五輪関連施設を中心に視察を行った。午前中は平昌五輪の中継放送の拠点となる国際放送センター(IBC)を視察後、北朝鮮オリンピック委員会関係者の宿泊先候補に挙がっているホテルを訪れた。午後は五輪の開・閉会式が開かれる平昌オリンピックスタジアムやスキー競技の会場などを視察した。

◇李元大統領実兄が検察に出頭 情報機関の裏金上納疑惑で

 韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権時、情報機関の国家情報院(国情院)が青瓦台に裏金を上納したとの疑惑を巡り、李元大統領の実兄で元国会議員の李相得(イ・サンドゥク)氏(82)が26日午前、被疑者として取り調べを受けるため、入院先の病院から救急車でソウル中央地検に出頭した。検察は、李氏が容疑を全面否認し、体調不良を訴えたため午後2時すぎに取り調べを中断し帰宅させた。再度取り調べを行うかどうかは改めて決める。検察は李氏に対し、24日に出頭するよう求めたが、李氏は26日に延期するよう要請。24日に意識を失って倒れ、病院で入院治療を受けていた。

◇元大統領府秘書官が上告 反政権文化人リスト作成で

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)前政権で、政権に批判的な芸術家や俳優ら文化・芸術界関係者や団体をリストアップした「ブラックリスト」の作成に関わり、職権乱用権利行使妨害などで起訴され、二審で実刑判決を受けた元青瓦台政務首席秘書官の趙允旋(チョ・ユンソン)被告が26日、上告した。趙被告は一審で懲役1年、執行猶予2年の判決を受けたが二審では懲役2年の実刑判決が言い渡された。昨年7月の一審判決後に釈放されていたが今月23日に実刑判決を受けて再び拘束された。

◇テニス界の新鋭・鄭現 フェデラー相手の全豪準決勝は途中棄権

 テニスの全豪オープン男子シングルスは26日、韓国勢初の四大大会4強入りを果たした鄭現(チョン・ヒョン、21)が連覇を狙うロジャー・フェデラー(スイス)と準決勝で対戦したが、1―6、2―5となったところで棄権した。左足に痛みを訴え、ゲーム中に治療を行うなどしたが、途中棄権を余儀なくされた。今大会、4回戦で元世界1位のジョコビッチ(セルビア)を破るなど快進撃を見せた新鋭だが、けがもあり四大大会19度の優勝を誇る36歳のベテランに完敗した。