MMD研究所は、スマートフォンを所有している高校生1040名と、中高生の子どもに携帯電話を持たせていない親1003名を対象にしたアンケート調査を実施、結果を公表した。

中高生の子どもを持つ親への調査・回答

 子どもに持たせて良いと思うスマートフォンの機種は、「まだわからない」が52.9%で1位、XperiaとiPhone SEが15.3%で同率2位に、4位にはiPhone 6sが10.4%となった。

 支払っても良いと思える月額料金および端末代金に関する回答では、月額料金では2000円〜3000円が23.9%で最多、1000円〜2000円が18.8%、「わからない」が17.7%。

 分割支払する場合の端末代金については、「わからない」が23.3%で最多、2000円〜3000円が20.9%、1000円〜2000円が17.1%。

 子どもにスマートフォンを持たせる際の月間データ通信量では、「わからない」が36.7%で最多。3GBが16.1%、5GBが15.0%で続いた。

 子どもにスマートフォンを持たせても良いと思う理由については、「クラブ活動などによって帰宅が遅くなるため」が36.2%で最多、「子どもが学校に入学する(入学した)から」が34.4%、「周りの子どもがスマートフォンを持つようになったため」が27.4%で3位。

 子どもにスマートフォンを持たせることに関する心配度合いでは、「やや心配」が48.9%で最多、「どちらとも言えない」が21.8%、「とても心配」が16.0%で3位に。

 具体的に心配なこととしては、「スマートフォンを長時間利用しないか心配」が78.4%で最多、「直接知らない人とLINEやSNSで繋がらないか心配」が66.2%、ワンクリック詐欺などの架空請求が56.1%と続いた。

 このほかフリー回答では、個人情報を流出させて犯罪がらみの被害にあうことや、友達同士でいじめの被害者・加害者になること、SNSの返信に時間を割かれて他のことをする時間が無くならないか心配。とする回答があった。

 スマートフォンの使い方や、インターネットにおける危険性について、子どもと「必ず話す予定」が53%、「おそらく話す予定」が33.1%となり、大多数の親がスマートフォン・インターネットの利用について子どもと話す予定であると回答した。

 子どもがスマートフォンを利用する上で決めたいルールとして、「アプリ内課金やアプリのダウンロードに関するルールを決めたい」が61%で1位、「スマートフォンを利用する時間に関するルールを決めたい」が57.1%で2位、「利用できるアプリや閲覧するサイトに関するルールを決めたい」が44.4%で3位。

 子どもにスマートフォンを持たせる際に、トラブル回避のために行いたいこととしては、「端末内で設定できるアクセス制限や機能制限を利用したい」が37%で1位、「無料のセキュリティアプリをダウンロードしたい」が34.7%で2位、「アプリの購入パスワードは親が管理したい」が33.4%が3位に続いた。

 子どもと比べてスマートフォンを使いこなしていると思うか?という質問に対しては「どちらとも言えない」が33.2%、「かなり思う」が24.1%、「あまり思わない」が22.3%となった。

高校生への調査・回答

 利用しているキャリアに関するアンケートでは、docomoが35.7%で最多、auが27.6%、ソフトバンクが19.5%で3位、ワイモバイルが4.5%で4位、楽天モバイルが2.2%で5位となった。

 所有しているスマートフォンのOSは、iPhone(iOS)が65.4%、Androidが32.4%。

 iPhoneをモデル別に見ると、iPhone 7が35.7%で1位、iPhone 6sが24.1%で2位、iPhone 6が13.4%で3位となった。Android搭載スマートフォンでは、シリーズ別にXperiaが41.5%で1位、AQUOSが16.3%で2位、Galaxyが8.9%で3位に。

 自分専用のスマートフォンを持ち始めた学年は、高校1年生が40.9%で最多、中学3年生からが19.6%で2位、中学1年生からが16.2%で3位。

 契約しているデータプランについては、「わからない」が20.6%で1位、5GBが18.8%で2位、3GBが16.3%で3位となった。契約しているデータ容量への満足度では、「とても満足」が34.8%で1位、「やや満足」が30.3%で2位、「どちらとも言えない」が18.3%で3位となった。

 契約しているデータプランに不満がある。と回答した子どもを対象に、具体的に不満なことに関するアンケートでは、「速度制限がかからないように我慢しないといけないから」が39.9%で1位、「ほぼ毎月速度制限の対象になるから」が28.9%で2位、「毎月では無いが、時々(2〜3カ月に1回)速度制限の対象になるから」が27.7%で3位。

 スマートフォンを持って嬉しかったことは、「友達とLINEで連絡がとれるようになったこと」が65.2%で最多、「ゲームができるようになったこと」50.9%、「動画を見られるようになった」が48.1%と続いた。

 1日のスマートフォン利用時間では、「2時間以上3時間未満」と「3時間以上4時間未満」が18.3%で同率1位、次いで「4時間以上5時間未満」が3位となった。「10時間以上」とする回答も6.1%に上った。

 月間の契約容量に基づく通信速度制限に関しては、外出中のインターネット通信の利用について「時々、我慢・節約している」が36.1%で1位、「普段から我慢・節約している」が35.2%で2位、「我慢・節約はしていない」が28.8%で3位となった。データ通信を節約・我慢する傾向は、契約しているデータ通信量が小さいほど高くなる傾向にある。

 通信量の節約について、具体的にどのように我慢・節約をしているか?という質問では、「Wi-Fi環境が無い場所で動画を見ないようにしている」が85.6%で1位、「Wi-Fi環境がない場所でLINEやメールで大容量データを送らないようにする」が29.7%で2位、「Wi-Fi環境が無い場所でゲームを利用しないようにしている」が22.1%で3位、「GPSをオフにしている」が21.3%で4位となった。

 通信速度制限にかかった場合に関するアンケートでは「非常に困る」が46.4%で1位、「やや困る」が33.6%、「どちらとも言えない」が9.6%と続いた。

 スマートフォン利用に関する、親とのルールに関しては「特にルールは無い」とする回答が67.2%で最多、「アプリ内課金やダウンロードに関するルールがある」が12.3%で2位、「スマートフォンを利用する時間に関するルールがある」が8.5%で3位。

 スマートフォンを利用する上で、マナーや危険な目にあわないか普段から気をつけていることは、「SNSやメールで怪しいリンクを開かないようにする」が63.3%で1位、「SNSで個人情報などを公開しない」が49.9%で2位、「データ通信量が多いものは家のWi-Fiを利用する」が44.6%で3位となった。

 親のスマートフォンの使い方で気になることは、「特に気になることはない」が52.1%で最多、「親が会話中にスマートフォンを触っていて、自分の話を聞いていないとき」が14.8%、「親がスマートフォンの使い方を何度も聞いてくること」が10.1%と続いた。

 親と比較して、スマートフォンを使いこなしていると思うか?とするアンケートでは、「かなり使いこなしていると思う」が51.2%で1位、「ある程度使いこなしていると思う」が37.6%で2位、どちらとも言えないが7.7%で3位になった。