こんにちは。フリーエディター&ライターのフルタアミ、33歳です。

「学歴も年収も肩書きも、何もかも満足できなかった……」。歳下のホタテくんと別れ、結婚を視野に入れた“本気の彼活”を開始。最初は短期集中で頑張るゾ!と意気込んでいたものの、やはり願い叶わず……。でも、その3か月が大きな学びに!引き続き本気の彼氏、探し中!これまでのお話はコチラ

私と付き合っているときに、別の女の人と結婚したホラフキさん。でも、それは10年前の話。やっぱり居心地がいいし楽しい。「過去に騙されたんでしょ? そんな卑怯な男となぜ結婚するの? 今すぐ連絡取るのやめなさい!」と、スゴ腕・婚活アドバイザーの植草さんに言われたにも関わらず、なかなかそうはいかない。そんな聞き分けがいいのは、恋愛じゃない。 と、開き直って、前々から約束した温泉にホラフキさんと行ってきました。だけど、タイトルの通り彼には終止符を打つことに。彼は私にとってミスターややこしい!でした。
ホラフキさんの話はコチラ 植草さんの話はコチラ)

それにしても忙しく仕事しながらの、恋愛活動は本当に大変

温泉の場所は神奈川県。超絶仕事が忙しい中、無理矢理スケジュールをとったこともあり、本当にいろいろ大変でした。温泉に行く前日は徹夜で仕事(てか、やるべきことが終わらず作業してたら次の日の昼になっていた)。私はそのまま、寝ずに現地に向かうことに。リアルに机で30分くらい仮眠をとった程度でした。しかも、そんな私と同じくらい彼も、大忙し。温泉宿には、もともと別々に向かうことになっていたんですが、前日になってホラフキさんから「仕事でトラブル。宿着くの22時過ぎちゃうかも」と連絡がきたり。結局そのトラブルはなんとかなったのですが。それでも彼が宿に着いたのは18時くらいでした。

温泉に無事行けるかどうかも、直前まであたふたしてたくらいですから、当然「せっかくだから新しい服買ってー、気合い入れて下着買ってー」という女の準備的なものもロクにできず。結局、下着だけ駅ビルでなんとか新調……。

16時くらいに先にチェックインした私は宿でも、お仕事。それがひと段落したところ、18時過ぎぐらいに夕食が部屋に運ばれてきて、18時半ごろに「ごめーん、遅くなった〜」と、彼が到着! でも到着してから、彼もパソコンを広げて少し仕事タイム。仕事のこと考えないでゆっくり満喫する予定だったのですが、それは叶わず、お互いにバタバタ。ただ、こうやって温泉に来れたことが嬉しくって。彼が来てからは笑顔がこぼれてしまってました(笑)。

年収3000万でも、あえて宿代を折半に

空気感が抜群に合っている。そう思いました。今回行った温泉がコテージだったので、部屋というより、一軒家タイプだったんです。距離感が近くなった感じで「一緒に暮らしたらうまくいんじゃないのかな〜」って、このときは無邪気に思っていました。

「ごはん、食べようか?」ひと段落したところで彼が言ったので、「そうだね」と言って8時ごろ夕食タイムに。日本酒を飲み始めました。

そして「予約ありがとうね」と彼が言う。

そうなんです。今回、宿の手配とかは全部わたしがやったんですよね。昔は彼におんぶに抱っこで「そういうの、男の人がやるものでしょ?」っていうのがあったんですけど、「自分でやった方が早いかも」と思ってしまって。それと宿代もしっかり半分に、ということにしたんです。「え、年収3000万もあって結構歳上なのに、割り勘とかなくない?」と、友だちに言われましたし、そりゃ払ってくれるにこしたことはないんですけど、理由が色々ありまして。

「にしても、アミ仕事忙しそうだよね? どう? 稼いでるの?」
「まぁまぁ、かな〜。でもこんだけ忙しいんだもん。それなりにお金もらわないとね!」
「へ〜。なんだか、昔と比べてずいぶん変わったね。アミがこんなに仕事するなんて、思ってなかったよ(笑)」
「私も、自分でびっくりしてる。でも、仕事楽しいんだもん。忙しくてプライベート少ないから、ちょっと辛いけど」

「私もそれなりに稼いでるの!」というアピールがしたかった。「昔と違って、かなり成長した」っていうのも言いたかったし、「彼に全部払ってもらえるから誘った」っていう風に思われたくなかったのも大きい。それに彼は昔から、変なお金の駆け引きするところがあるんですよね。基本的には全部「男が払う」って言う考え。だけど、あえて「じゃー○○○円ね」って、お金請求して相手の反応うかがったり、相手の女性側が一銭も負担しないのが許せないらしく「1000円」とか請求したり。ちょとセコいのか、なんなのか。今回の温泉も「え、アミが連れて行ってくれるの? 全部出してくれるの? ありがとう〜」とかLINEしてきたり。

そういう駆け引きが面倒だったので、宿代はきっちり折半。あと、下着は買ったけど付き合ってないので、一線越すのはやめようって決めていたんですよね。で、そうなったときに自分的に断りやすいから。その温泉旅行に対して堂々と権利を主張するため、というのもありました。

焼酎飲んだり、ワイン飲んだりして、途中に温泉に行ったり。彼は会話も面白いし、居心地がいいし、楽。途中までは順調すぎる温泉デートだったんですが、彼が酔っ払って、自分のつけているカルティエのブレスレットについて話した内容に状況は一変します。〜その2〜に続きます。そのブレスレットは誰からのプレゼント?

温泉旅行でわかった、ホラフキさんとの関係の行方は……!?