Apple関連のリーク情報で知られるKGI証券のミンチー・クオ氏が2017年10月時点で「次期iPad ProはiPhone Xと同じく顔認証機能Face IDを採用」と語っていた通りに、新しくリリースされたばかりのiOS 11.3ベータのファームウェア内に「iPadがFace IDを採用する」ことを示唆するような文字列が見つかっており、話題となっています。

iOS 11.3 Firmware Subtly Hints at iPad With Face ID - Mac Rumors

https://www.macrumors.com/2018/01/25/ipad-pro-face-id-ios-11-3-strings/

iHelp BRで編集を務めるFilipe Espósitoさんが、リリースされたばかりのiOS 11.3の開発者向けベータ版のファームウェアの中で、「Modern iPad」という文字列を発見しました。



iPhone Xが発売される前、同じようにiOSのファームウェア内で「Modern iPhone」という文字列が発見されており、これがiPhone Xを指していたと考えられているため、「Modern iPad」の文字は「iPadにFace IDが搭載されることを指しているのではないか?」と、別のデベロッパーは指摘しています。



Face IDはiPhone Xでのみ採用されている顔認証機能で、これはホームボタンを廃止するために採用された認証機能でもあります。iPadにFace IDが搭載されるとなると、必然的にホームボタンも不要となるため、次期iPadはiPhone Xと同じくホームボタンを廃止したベゼルレスデザインに進化するものと思われます。

なお、Face IDを搭載するiPadのデザインが、iPhone Xのように画面上部が凹型になるのか、ある程度の幅を持たせることで均一なベゼルになるのかは不明です。