「東京は所詮、田舎者の集まりだ」

時に揶揄するように言われるこの言葉。

たしかに東京の中心部には、様々な「田舎」や「地元」を持つ者があふれている。

遠く離れた地方出身者はもちろん、東京出身者でさえ「地元」への想いを抱えている。

あなたにとっての、「地元」とは?




【今週の地元愛をさけぶ男】

名前:亮太
年齢:27歳
職業:総合商社勤務
年収:1,000万
出身地:横浜
現在の居住地:青山一丁目


“神奈川県出身”とは絶対に言わぬ、浜っ子のポリシー


「横浜、好きですね。」

開口一番に亮太から飛び出したのは、横浜に対する強い地元愛だった。

今流行りの塩系あっさりフェイスに、綺麗な肌。総合商社勤務らしく、スーツの着こなしも綺麗にまとまっている亮太。

彼の出身地が横浜と聞いて、妙に納得してしまう。

「未だに地元から出ない同級生もたくさんいる。東京も好きですが、地元愛は強い方だと思います。」

東京都の隣にある神奈川県。当たり前のことだが、横浜は神奈川県である。しかし、横浜出身の人は口が裂けても“神奈川県”出身とは言わない。

必ず、“横浜”出身と言うプライドの高さ。

どうやら彼らは“神奈川県”であることに強い思い入れはなく、“横浜”を愛しているようのだ。

洗練されたみなとみらい、異国情緒あふれる中華街。幅広いジャンルの博物館やギャラリーもあり、アカデミックさも漂わせている。

東京のように雑多でチャラついているような街とは、別格だという自負が垣間見える。

そして、彼らもそれを隠そうとはせず、「それが何か?」とでも言うように、横浜を語るのだ。

「たしかに横浜出身の人は、プライドが高い気もしますね...でもその分妥協を許さない。そして何より、浜っ子同士の絆が強いです。」

今でも定期的に横浜に帰っては、地元の友達と集うと言う。

東京勤務でも通勤可能な距離のため、東京に住まずに地元から通う友人も多いそうだ。


そんな気高い横浜民の好きな女性のタイプとは?


好きなタイプは「甘やかしてくれる女性」


総合商社勤務で、爽やかさ漂う亮太。女性からの人気も高そうだが、横浜男子の理想のタイプはどのような女性なのだろうか。

「同期とか友達に自慢できるような女性が好きです。でも、遊ぶのはちょっと派手めな女性でも良いのですが、実際に付き合うのは華やかさがありながらも堅実な子がいいですね。」

横浜という街のように、あくまでナチュラルに洗練された女性が好きなようだ。それは派手過ぎず、地味過ぎず、品のある紺色の洋服をさらりと着こなせるような女性だ。

また商社という職業柄か、私服のセンスがパっとしない女性はNGだが、派手すぎても引いてしまうという。

「社内にいる女性陣も、皆センスが良く綺麗にしているのにサバサバしたノリの良さもある。だから大人しすぎてもダメなんですよね...あと、強いて言うなら甘やかしてくれるような、優しい女性かなぁ...。我が強すぎるような方はNGです。」

浜っ子には、センスの良い街で育ってきたという自負がある。また、亮太の母親世代は横浜独自の文化やファッションが流行った時期でもあり、昔からお洒落な母親を見て育ってきた。

「美」に対する審美眼を自然と養われているのだろう。

さらに、甘やかしてくれる優しい女性が好きな背景には、横浜ならではの生活ぶりが反映されている。

亮太の地元の友達は、未だに横浜に住んでいる人が多いが、その大半は“実家暮らし”だという。

「別に家を出る理由がないですからね...結婚したら皆家を出ますが、それまで実家暮らしの友人がほとんどですね。」

横浜市は、平均世帯年収が神奈川県の中で1番高いという。亮太の実家がある横浜市青葉区は、その中でも最も高い地域とのこと。

恵まれた家庭で、両親の愛情と恩恵を受けて育った横浜男子。それは大人になっても変わることなく、敢えてその居心地の良い実家から出る必要もない。

彼らは厳しい環境に晒されるより、暖かな温室を好む傾向にあるようだ。




東京に対するライバル心


「地元にいる頃は、正直東京なんて、と思っていました。絶対に横浜の方がオシャレだし、洗練されていますから。」

しかし、実際に東京で仕事を始め、東京に住み始めると今は東京の方が好きだという。

「地元の友達に言ったら怒られそうですが。やっぱり、東京での暮らしは刺激が多くて楽しいですね。」

現在、亮太の住まいは青山一丁目。都心に住み東京生活を謳歌している。

「皆プライドが高いので言葉にはしませんが、地元に残っている友達は特に、心の奥底では東京に対してライバル心を持っていると思います。それに、実家に住んでいても皆仕事で東京に通っているので、東京で過ごす時間の方が長いんですよね。」

そう言って亮太は笑う。

気がつけば、地元・横浜よりも東京にいる時間の方が長いこともある横浜民。

地元愛がありながらも、結局は東京に入り浸っているという矛盾も抱えている。


これは反則!横浜男子が必ず落ちるキラーフレーズとは!?


そんな亮太が東京で好きな場所はどこなのだろうか。

「東京っぽい雑多な雰囲気が苦手なんですよね。だから六本木や西麻布のような港区界隈よりも、代々木あたりが好きですね。代官山も雰囲気が好きでよくいます。」

代官山の『蔦屋書店』をふらりと訪れたり、代々木公園界隈でゆっくりと過ごすのがお気に入りの休日の過ごし方である。

ちなみに横浜男子に振ると盛り上がる横浜ネタは、小学生の時に必ず行く山下公園とのこと。

そこでの写生大会は横浜民なら一度は経験済み。そして坂が多いので、自転車を使う生活はあまり想像できない、などだそうだ。




横浜男子が必ず落ちるキラーフレーズ


そんな亮太の鉄板デートを聞いてみると、またそこにも横浜愛が垣間見られた。

「勝負デートの時は、やっぱり横浜へ連れて行きます(笑)。安心感もあるし東京より横浜の方が、女性が好きそうな場所も多い。鉄板ですが、みなとみらいは外せないデートスポットです。」

またお店の雰囲気も良く、人の多さも程よくてゴチャゴチャした感じがないため、大概の女性は喜ぶという。

「自分が育ってきたのはこんなに良い街なんだ、と見せたいんです。東京もいいけれど、横浜は異国情緒と気品溢れる街だから。」

横浜大好き横浜民。そんな彼らが絶対に落ちる一言があるという。

「女の子から言われると嬉しいのが、“横浜デートに連れて行って♡”の一言ですね。俄然やる気になりますし、大して好きではない女の子でも、“いいよ!連れて行くよ!!”となります(笑)」

横浜の強みは何といってもその立地と街の雰囲気にある。東京からも近く、デートにも行ける距離感。そして東京にはないスタイリッシュさ。

「横浜出身の男性に対しては、とにかく“横浜ってお洒落でいい所だよね”と褒めるに限ります。東京のセカンド、なんて言葉はご法度です。」

地元愛が強い地方は他にも多いが、横浜出身の人は特に誇りを持っている男性が多い。

彼らを落とすならば亮太の発言通り、横浜案内をねだることが有効なようだ。

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「地方出身者なんて眼中になし」。青山生まれ青山育ちの経営者を落とす方法とは