ランキング2位のウォズニアッキが新鋭メルテンスを破り、全豪タイトルに王手[全豪オープン]

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「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15〜28日/ハードコート)の11日目となった1月25日、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)は女子シングルスの準決勝でエリース・メルテンス(ベルギー)を押さえ込み、ファイナリストの座を手にした。カウントは6-3、7-6(2)、試合時間は1時間37分だった。

ウォズニアッキは、高い運動能力を土台に、鉄壁のディフェンスを誇り、1月15日付けのランキングでは2位につけており、1位への返り咲きも射程圏内だ。

一方のメルテンスは、1月15日付けのランキングで37位の22歳で、角度をつけたストロークでの早く展開する特徴を持つ。2018年の「ホップマンカップ」に出場したほか、「ホバート国際」でタイトルを取得するなど、結果も残し始めている。

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試合は均衡の取れた形でスタート。メルテンスとウォズニアッキはそれぞれ、最初のサービスゲームをキープした。

しかし、4ゲーム目、メルテンスにとって2度目のサービスゲームで早くも試合は動いた。最初のポイントでウォズニアッキがネットにつめて、浅くなってしまうボレーを返したものの、メルテンスがネットミス。ほかにも、リターンに対する返球や、ラリーの中でネットにかけてしまい、ブレークを許した。

ウォズニアッキはこれで1ブレークアップのリードを確保して、1セット目の中盤に入っていく格好になった。

メルテンスは1ブレークダウンを挽回すべく、常にオープンコートを狙う早い切り替えしで主導権を握ろうとし、ウィナーも放ったものの、ブレークには届かなかった。ウォズニアッキがそのまま、1セット目を自身のものにした。

2セット目は、最初のセットと似た形で推移。5ゲーム目に、メルテンスは自身のサービスゲームで、ストローク戦で主導権を握りポイントを重ねるが、ウォズニアッキがコースをつくリターンとバックハンドの決め球で挽回。するとメルテンスが、ラリーからのロングアウトやネットミスを重ねて、中盤でブレークを許した。

ウォズニアッキは、その後もメルテンスに付け入る隙をほとんど与えずに、5-4のサービングフォーザマッチにこぎつけた。

しかし、同選手は30-15とリードして、勝利まであと2ポイントに迫ったものの、メルテンスのフォアのパッシングで抜かれたほか、2度のダブルフォルトでブレーク。カウントは2セット目、5-5のイーブンに戻り、メルテンスが息を吹き返した。

続くウォズニアッキのサービスゲームで、メルテンスがリターンエースを叩き込むなど、15-40と2ブレークポイントを握った。まさかの逆転があるチャンスも出てきたものの、ウォズニアッキはサービスでコースをついて、ポイントを守り、デュースに持ち込んだ。

さらに、ブレークを狙うメルテンスになかなかキープできなかったものの、4度のデュースの末に、ウォズニアッキがサービスでコースをついてからの展開でようやくキープ。タイブレークにもつれ込んだ。

その中で、ウォズニアッキはデュースサイドでの、コートの外に向かって跳ねるサービスなどを有効に使い、出だしから3連続でポイント。メルテンスも巻き返しを図ったが、ネットミスなどを重ねてしまい、ファイナリストの座はウォズニアッキの手中に落ちた。

ウォズニアッキは決勝戦で、もう1試合の準決勝のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)とシモナ・ハレプ(ルーマニア)の勝者と対戦する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年の「全豪オープン」の準決勝に臨むウォズニアッキ(右)とメルテンス
(Photo by Michael Dodge/Getty Images)