探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します!

浮気がバレた後の恋愛や夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は山中美澄さん(仮名・36歳)。都内の大手広告代理店で契約社員を続けて10年になります。30歳から6年間、真剣に婚活をしており、「この人はいい」と思った男性と婚約まではするのですが、いつも美澄さんから婚約破棄しているそうです。

「だって嘘つき男ばっかりなんですから。1人目は学歴詐称、2人目は妻帯者、3人目は前妻との間に子供が4人おり養育費が月20万円出ていくバツイチ、4人目は職業詐称、5人目は借金発覚……みんな交際しているときは、紳士でカッコいい自分を演出し嘘で経歴を塗り固めているんです。でも婚約が決まると本当の自分をさらけ出す。私は嘘の神様から愛されているのかもしれません。だからいつも嘘ばっかりつかれて……。婚約破棄するたびに、相手を失う悲しさに、この世の終わりかと思うほど落ち込んで苦しむんです」

美澄さんは愛嬌があり、スレンダーなスタイルに胸がグッと大きい女性です。胸元がガッツリ開いたピンクのニットにグレーのタイトなパンツを合わせていて、全体的にセクシーです。白蝶貝素材の高級ペンダントが、肌の白さを際立てています。高嶺の花っぽい雰囲気なのに、パンツには醤油のシミがついていて、ちょっとした隙があります。これは多くのダメ男子たちの大好物だと感じました。

「私は海外のマッチングアプリを使っていたのですが、手軽に出会えるから真剣な結婚には至りにくかったのだと反省し、身の回りから相手を見つけることにしたんです。そこで恋愛関係になったのは、私が住んでいるマンションのリフォーム担当の男性です。今回はこの人の調査をお願いしたいのです。まだ付き合っていると確約はしていないのですが、心身共に愛し合っていると私は確信しています」

ネット恋愛が得意だった美澄さんは、初めてリアルに男性を逆ナンする

この男性との恋愛のきっかけは、美澄さんから。初日で一目ボレし、工事最終日の3日目に逆ナン状態で食事に誘ったところ、その日のうちに思いが通じ合ったそうです。彼は俳優の要潤さんに似ている男前。背が高く体もガッチリしており、美澄さんの超好み。

「すっかり男性不信になっていた私は、翌日、彼の家に押しかけました。何度も男性から嘘をつかれているから、家と会社はきちんと見ておきたいと思ったからです。だって名前も経歴も偽物で、“この人、誰?”っていう人もゴロゴロいるんですよ。私が2人目に婚約破棄した妻帯者なんて、偽のプロフィールのSNSのアカウントを3つも持っていて、名刺も3種類使い分けていましたから」

彼の家は杉並区内の古いアパート。バツイチだけれど彼女はいないとか。家の様子はいかにも男性のひとり暮らし、という雰囲気だったそうです。

「自炊はしないと言っていたのに、圧力鍋と包丁が2種類あったのが怪しい。だしの素や料理用の砂糖があったのも、女の気配がプンプンしています。それに一番気になったのは真新しいラグにあった茶色いシミ。彼がトイレに行っている間に臭い嗅いだのですが、比較的新しい肉じゃがの汁っぽい感じでした。だから調べていただきたいのです」

本人に聞いてもいいのだけれど、あまり聞いて嫌われるのも避けたい。彼の本当の顔に少しでもたどり着きたい気持ちで調査を考えたそうです。しかし、これは私達探偵が絶対に避けなければならないストーカー案件の心配もあります。そこで調査に入る前に、美澄さんと彼とのデートシーンを確認させてもらいました。彼から美澄さんへの好意と愛情を感じる仕草、雰囲気、ボディータッチを含めたコミュニケーションがあったので、依頼を受けることにしたのです。

彼はデート中に美澄さんの手を握るなど、積極的なスキンシップを行ない、甘えて来る。そこにグッと来てしまったとか。

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

彼が乗ったクルマを運転していたのは元・義理の母親?母性本能くすぐり男の“天然モテ”の脅威とは……〜その2〜に続きます。