フェデラーがベルディヒに番付どおり勝利し、準決勝へ[全豪オープン]

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テニスの「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15〜28日/ハードコート)の大会10日目となった1月24日、ロジャー・フェデラー(スイス)はトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)との準決勝を難なく通過し、準決勝へ駒を進めた。カウントは7-6(1)、6-3、6-4、試合時間は2時間14分だった。

フェデラーは今なお押しも押されもせぬスーパースターだが、ランキングは現在2位で、今大会でも第2シードだ。「全豪オープン」では過去に、昨年のタイトルを含めて5度の優勝を経験している。

ベルディヒは、全てのショットが高精度で安定している。派手さはないが、毎シーズンコンスタントに結果を出し続けてきた玄人好みの選手。ランキングは20位だ。

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試合の出だしは、ベルディヒが優位を築いた。最初のゲームで自身のサービスをキープすると、同選手はフェデラーのサービスゲームをいきなりブレーク。1ブレークアップのリードでスタートした。

フェデラーは逆に、追いかける展開となったものの、焦りは見せず、3-5からの9ゲーム目に挽回を図った。スライスを織り交ぜながら左右に振るストローク戦に持ち込んで、ベルディヒがバックハンドのアウトを誘うなどし、ゲームはデュースに入った。

すると3度目のデュースで、フェデラーが左右へ振られながらもバックへフォアを集めて、オープンコートをフォアサイドに作ると、アプローチのウィナーにし、続くポイントでも、ベルディヒの左右に打ち分ける巧みなストロークに食らいつくと、自陣中央への返球をバックハンドで強打。ウィナーにし、ブレークを達成した。

さらに、その後は両者ともサービスゲームを譲らず、タイブレークに入った。その中で、最初のベルディヒのサービスポイントをフェデラーが、ネットにつめたベルディヒの抜き去るパスでポイント、いきなりミニブレークを取得。自身のサービスポイントは渡さずに、1セット目を自分のものにした。

第2セットは、双方がキープし合う展開。中盤までは動きはなく、フェデラーもベルディヒも、がっちりと自身のサービスゲームを手放さなかった。

他方で、2セット目の流れも、中盤から終盤に入ってくる8ゲーム目に動いた。フェデラーがバックでのスライスを交えたラリーから、サイドに流れたベルディヒのスライスをストレートにバックでパスを放ってウィナーにするなどし、15-40の2ブレークポイントを握った。

続くポイントでフェデラーは、ラリーで攻め込まれながらも、ベルディヒの短くなったボレーを叩きウィナーにしてブレークに成功した。続くゲームを難なくキープすると2セット目もフェデラーが手中に収めた。

フェデラーは第3セットでも、ベルディヒにセットを取らせる隙を与えなかった。第3ゲームのフェデラーのサービスゲームを、ベルディヒがブレークして取得したものの、フェデラーはすぐさま4ゲーム目のベルディヒのサービスをブレークバックし、反撃。さらには、再びブレークして得た1ブレークアップのリードを守りきり、3セットも獲得してストレートでの勝利を決めた。

フェデラーは準決勝で、チョン・ヒョン(韓国)と対戦する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真はベルディヒとの試合に勝利し喜びを表すフェデラー
(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)