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世界中の物価を比較するのによく用いられるマクドナルドの価格。物価が高いことで有名なスイスでは、ビッグマックのセットが1,500円を超えるという。そこで今回は、日本で暮らす外国人20名に、日本の生活費で「高い」と思うことがあるか聞いてみた。

○Q.日本で暮らすうえで、電気代や水道代などの光熱費、家賃、交通費などあなたの国と比べて「高い」と感じるものはありますか?

■全てが高い

「どちらも高く感じてしまいます…」(シリア・30代後半・男性)

「タイと比べて全てが高いです」(タイ・40代前半・男性)

「光熱費、家賃、交通費すべて高いです」(インド・30代前半・男性)

「よくあります。特に交通費です。1か月で市内バスや地下鉄で普通に1万円を超えるのが、母国ではありえないです。家賃も、引っ越しの際に礼金などがいっぱい付いていて、引っ越ししにくいです。日本の携帯電話契約も高いです。通話なしデータのみで1月7,000/8,000円はさすがに高いです。イタリアでは同じプランを20ユーロ(2,200円)でもらえます」(イタリア・20代前半・女性)

「すべてが高いです。母国の物価は日本の4分の1くらいです」(パラグアイ・50代・女性)

■光熱費が高い

「日本は資源がなくて、エネルギーのコストが高い」(マレーシア・40代前半・男性)

「母国は発展途上国なので、電気代以外は日本と比べて3分の1安いです」(カンボジア・20代前半・男性)

■家賃が高い

「日本の家賃は信じられないくらい高いと思いました。それ以外は普通と思いました」(フィリピン・30代後半・女性)

「高熱、家賃、交通費は地域によって大きく異なりますから全体を掴むような答えはありません。日本国内でも家賃などは大きく変わりますが、母国よりは高く感じます」(ドイツ・30代前半・男性)

■交通費が高い

「はい、高いです。ガスと水代は安いですが、交通費が高いです」(オーストラリア・30代後半・女性)

■高いと感じるものが「ある」

「ちょっと高めです。家賃だけは日本の方が大分安いです」(香港・20代後半・男性)

「高いですが、給料から見た割合で言えばハンガリーの人々の方が負担が大きいんじゃないかなと」(ハンガリー・30代後半・女性)

「ある。でも平均給与もロシアより高い」(ロシア・20代前半・男性)

「はい。エジプトに比べると高いと思います」(エジプト・30代前半・女性)

「はい、かなり高いです」(スペイン・30代前半・男性)

「あります」(ペルー・40代前半・女性)

「あります」(中国・20代前半・女性)

「高い」(ポーランド・30代前半・男性)

■高くはない

「いや、同じくらいだと思います。大阪の家賃とニューヨーク市の家賃を比べれば大阪の方が全然安いですし」(アメリカ・30代前半・女性)

「ありません」(スペイン・40代前半・女性)

○総評

アンケートの結果、日本の光熱費や家賃、交通費など自国と比べて高いと感じるものは「ない」と回答した人は、20名中、わずか2名だった。「日本の住宅事情」に関するアンケートでも、ほとんどの外国人が「高い」と嘆いていたように、今回のアンケートでも「家賃は信じられないくらい高い」「礼金などが高くて引っ越せない」と、家賃に対する不満の声が多数挙がっていた。

「エネルギーのコストが高い」という意見も多かった。エネルギー資源が乏しく、輸入に頼らざるを得ない日本では仕方のないことだが、光熱費は生きていく上で欠かせないものだけに、節約するにも限界があるだろう。「水道代」についても高いという意見はあったが、蛇口をひねれば安全安心な水が出てきたり、飲食店では当たり前のように水が無料で提供されるのだから、水道代が高いとはいえ、「水」に関しては恵まれた環境だと筆者は思う。

日本の生活費は全般的に高いが、「平均給与も高い」という回答もあった今回のアンケート。だが、全ての日本人が十分な収入を得ているわけではない。外国人労働者の中にも、日本人よりも低い労働条件で雇われている人もいると聞く。そんな格差社会が問題となっている中、日本政府は消費税を10%に引き上げる。消費税が上がり続ける一方で、法人税が下がり続けていることに納得のいかない人も多いだろう。消費税を上げるなら、給与も上げて欲しいものだ。