チョン・ヒョンが準決勝進出。グランドスラムでの韓国人記録を更に書き換える[全豪オープン]

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「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15〜28日/ハードコート)の10日目となった1月24日、チョン・ヒョン(韓国)はテニス・サングレン(アメリカ)との準々決勝に臨み、見事に準決勝進出を果たした。カウントは6-4、7-6(5)、6-3のストレートで、試合時間は2時間28分だった。

チョンのグランドスラムでの準決勝進出は、準々決勝への進出と同様に、韓国人選手としては初となる。

チョン・ヒョンは、ランキングで 58位の、21歳で、昨年末の「ネクスト・ジェン・ATPファイナルズ」で優勝しており、若手の中では最注目の選手の一人だ。4回戦でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に勝利し、韓国人選手初のグランドスラム準々決勝進出を決めていた。

一方の、テニス・サングレン(アメリカ)は1月15日のランキングで97位で、ジェレミー・シャルディ(フランス)、スタン・ワウリンカ(スイス)、マクシミリアン・マルテレル(ドイツ)、そしてドミニク・ティーム(オーストリア)を破って勝ち上がってきた。

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試合開始時には警報アラームがなり、会場に響いたものの、大きな問題はなくプレーに入った。ゲームの出だしは、ひとまずイーブン。サングレン、チョンともに最初のサービスゲームをキープし、均衡の取れたスコアでスタートした。

しかし、主導権を握ったのはチョンで、3ゲーム目に3ブレークポイントを握った。サングレンはサービスウィナーで1ポイントを返したものの、続くポイントでチョンがリターンを強打して、さらにフォアで押し込んでウィナーを放ち、ブレークした。

1セット目は、その後サービスのキープが続き、チョンのこのブレークが結局、決め手となり、チョンが1セットアップのリードを確保した。

サングレンは対して、チョンに許したリードを挽回したいところだったものの、2セット目の冒頭でブレークを許した。その後、チョンがブレークを許し、いったんはカウントもイーブンに戻った。

2セット目の決着はお互いに1ブレークを達成しあって迎えたタイブレークしだいとなった。その中では、お互いにミニブレークを分け合うものの、チョンがセットポイントでサングレンのサービスポイントを奪い、2セット目も取得した。

3セット目は双方とも、厳しく攻めあう展開となったものの、サービスゲームはほとんど譲らずに推移。4ゲーム目でチョンがブレークを達成し、そのまま押し切って勝利を手にした。

チョンのグランドスラムの準決勝への進出は韓国人選手としては初で、準々決勝への進出についても同様だった。今大会でチョンは、韓国人選手のグランドスラムでの最高成績を2度書き換えた計算だ。

同選手は準決勝で、ロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真はサングレンに勝利した直後のチョン・ヒョン
(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)