マドリーのコパ敗退にレジェンドもショック…サポーターに謝罪

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▽レアル・マドリーのレジェンドで役員のエミリオ・ブトラゲーニョ氏が、コパ・デル・レイ敗退に戸惑いつつもサポーターに謝罪した。スペイン『マルカ』が伝えている。

▽マドリーは24日、コパ・デル・レイ準々決勝2ndレグでレガネスをサンチャゴ・ベルナベウに迎えて1-2で敗北。敵地で行われていた1stレグで得た1-0での勝利のアドバンテージを生かせず、本拠地で2点のアウェイゴールを許し、大会から姿を消すこととなった。

▽また、マドリーはリーガエスパニョーラでも第20節終了時点で首位の宿敵・バルセロナに勝ち点19差を付けられての4位と、1試合未消化ではあるものの近年稀に見る低迷。そのためリーガ優勝は絶望視されており、コパ・デル・レイでのタイトル獲得は至上命題となっていた。

▽現役時代に生え抜きの選手としてマドリーで愛され、6度のリーガ優勝や2度のコパ優勝を含む16度のタイトル獲得に中心選手として大きく貢献したブトラゲーニョ氏が、サポーターに対してコパ敗退を謝罪した。

「結果は私たちが期待していたものでなかったし、あの選手たちが手にするべきものでもなかった。それについて考えなければならないし、反映させなければ」

「数カ月前から、私たちは準決勝に進出するに違いないと信じていた。何が残されているかということに集中しなければならない。それが重要だ」

「私たちにとって眠れない夜となった。あんなことが起こるなんて思ってもいなかったよ」

「彼ら(サポーターたち)が悲しむのは当然だ。彼らに対して、申し訳なく思う。私たちは常に彼らの誇りとなりたいと思っているし、プレーヤーたちもそれに向けて努力している。気の毒なことだよ」

▽またブトラゲーニョ氏は、リーグ戦では控えに回ることの多いメンバーを主体に起用したジネディーヌ・ジダン監督の采配について問われたが、同監督へのコメントは避け、対戦相手の戦いぶりを称賛した。

「技術的決定が下されたんだ。私たち(役員)はそれに介入しない。それらのことに関して見解を述べることは好ましくない」

「レガネスを祝福しなければならない。彼らのプレーが多くの有利を生んだ」