朝の起床後に歯を磨く、昼食後に歯を磨く、就寝前に歯を磨く、といったようにわたしたちは、当たり前のように毎日歯を磨いているわけですが、具体的に毎日どれくらい歯を磨くべきであるのかは意外と知らないもの。歯科医が推奨する、一日の歯磨きの回数について紹介しましょう。

みんなはどれくらいの回数磨いているの?

とある歯磨きの回数・平均時間調査によると、一日に1回しか磨かない人が全体の約20%、一日に2回磨く人が最も多い約50%、そして一日に3回磨く人が約20%だとされています。ほとんどの方は1日に2回程度歯磨きを行っているわけですね。ちなみに女性のほうが歯磨き回数は多い傾向にあったそうです。そして歯磨きの平均時間に関してですが、最も多いのが1〜3分未満の人が約45%、3〜5分未満の人が約35%、10分以上が約5%とされているようです。

ちなみにこの平均時間においては、男女差はあまり無かったそうです。つまり多くの人は一日に2回、3分未満を歯磨きに費やしているということですね。果たしてこれは十分なのでしょうか、はたまた不十分なのでしょうか。

歯科医が推奨するのは1日2回の質の高い歯磨き

以前から歯磨きの行い方や通説はコロコロ変ってきている傾向にあるものの、現在歯科医が推奨しているのが1日2回の質の高い歯磨きです。それも朝と夜の2回が推奨されています。これは3回がやり過ぎという意味ではなく、きちんと全28本の歯を磨くこととなると、最低2回の歯磨きが必要となるという意味です。朝は就寝中のたまったプラークを磨き落とすために歯磨きが必要で、夜は特にプラークがたまりやすい時間帯であるため、こちらも同様に歯磨きが必要。そのため朝夜2回の歯磨きは最低限必要となるわけです。

2回磨いておけば安心は大間違い

では1日2回歯磨きを行っておけば安心というと、必ずしもそうではありません。というのも歯科医が1日2回を推奨しているのは、質の高い歯磨きを前提としているためです。もしそれがてきとうでろくに歯の汚れを落とせていない手抜き歯磨きであるのなら、2回行ってもそれは間違いなく不十分であるといえます。歯科医の言う質の高い歯磨きとは、歯1〜2本に歯ブラシを当て、30回程度振動させる、歯と歯の間・歯と歯茎の間に適切にアプローチするやり方です。

これをきちんと行った上での1日2回の歯磨きであるなら、それは十分な歯磨きだといえます。ちなみに歯の磨きすぎはエナメル質が削れたり、歯茎が傷む原因となりますが、やり過ぎなければ3回程度磨いても大した影響はないそうなのでご安心を。歯磨きは回数よりも質を重視して行ったほうが良さそうですね。


writer:サプリ編集部