©SingularityU Japan Summit

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世界が注目する謎の教育機関が
日本に進出

 2017年9月6日から8日の3日間にわたり、シンギュラリティ大学としては日本国内では初となるシンポジウム「シンギュラリティ大学ジャパンサミット」が開催された。

 シンギュラリティ大学とは、2008年にAI(人工知能)研究の世界的権威として知られるレイ・カーツワイルと起業家ピーター・ディアマンディスにより米国・シリコンバレーで設立された教育機関。本部はNASAリサーチパーク内に設置されており、エクスポネンシャル(指数関数的)に進化するテクノロジーを活用して、温暖化やエネルギー問題といった地球規模の難題を解決することを最大の目的に掲げている。ここで年に数回の頻度で募集するエグゼクティブプログラムには、世界中の起業家や経営幹部からの申し込みが殺到し、キャンセル待ちの状態が何ヵ月も続いているという。

 このジャパンサミットは、本家のプログラムのエッセンスを東京にいながらに体験できるというもの。期間中にはAIやロボット工学、環境・エネルギー問題、神経認知学、情報セキュリティー、VR(仮想現実)など、さまざまな分野で世界の最先端で活躍する専門家たちがスピーカーとして登壇し、未来をテーマとしたレクチャーやディスカッションが連日にわたって繰り広げられた。

 このジャパンサミットの代表を務めたのは、2009年に始まったTEDxTokyoの共同創立者として知られるパトリック・ニュウエル氏だ。1991年に日本文化を学ぶために来日し、95年には東京インターナショナルスクールを開校。その後も児童養護施設の子どもたちを支援するNPO「Living Dreams」を立ち上げるなど、これまで20年以上にわたり、主に教育活動家という立場から、日本の教育システムの向上に情熱を注いできた「学びのエキスパート」だ。

 NHK・Eテレで「スーパープレゼンテーション」として放送されるなど、日本のビジネスに大きなインパクトをもたらしたTEDに続き、今シリコンバレーの最前線の「知」を日本へ招こうと思い立ったのはなぜか。その先に見据えている次のビジョンは何なのか。先のサミットの成果やこれからの課題を含めて、話を聞いた。

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