アーセナル/1984〜87年(150試合・15得点)
マンチェスター・U/1987〜91年(64試合・4得点)

◆ジム・レイトン(GK)
【マンチェスター・Uで活躍】
名将ファーガソンを追ってアバディーンからマンチェスター・Uに加入も、トップチームでポジションを得るには至らず。アーセナルにレンタル移籍したものの1試合も出場できなかった。
マンチェスター・U/1988〜91年(94試合・0得点)
アーセナル/1991年(0試合・0得点)

◆デイビッド・プラット(MF)
【アーセナルで活躍】
マンチェスター・Uで初のプロ契約を結ぶも、トップチームで芽が出ずにクルー・アレクサンドラへ移籍。ユベントスやサンプドリアなどイタリアで成功し、晩年に移籍したアーセナルでは、1年目にUEFAカップ優勝やリーグ5位に貢献し、最終年の1998年にはプレミアリーグを制した。
マンチェスター・U/1982〜85年(0試合・0得点)
アーセナル/1995〜98年(108試合・15得点)

◆アンディ・コール(FW)
【マンチェスター・Uで活躍】
アーセナルのアカデミー出身ながら、トップチームでは先発出場の機会を得られず。1995年にニューカッスルから移籍したマンチェスター・Uでは、プレミアリーグ優勝3回を経験。1998-99シーズンにはクラブ史上初のトレブル(3冠)に貢献した。
アーセナル/1989〜92年(2試合・0得点)
マンチェスター・U/1995〜2001年(195試合・93得点)

◆ミカエル・シルベストル(DF)
【マンチェスター・Uで活躍】
主にマンチェスター・Uで成功。プレミアリーグ優勝4回に加え、チャンピオンズ・リーグ、FAカップ、リーグカップを制した。2008年にアーセナルに移籍したときには、すでに全盛期を過ぎていた。
マンチェスター・U/1999〜2008年(361試合・10得点)
アーセナル/2008〜10年(46試合・6得点)

◆ロビン・ファン・ペルシ(FW)
【マンチェスター・Uで活躍】
近年の両クラブの違いを最も象徴する選手。アーセナルではキャプテンも務めたが栄冠を手にする機会はなく、2012年にタイトルを求めてマンチェスター・Uに移籍。1年目にプレミアリーグ優勝を果たし、みずからも得点王に輝いた。
アーセナル/2004〜12年(279試合・132得点)
マンチェスター・U/2012〜15年(105試合・58得点)

◆ダニー・ウェルベック(FW)
【マンチェスター・Uで活躍】
2014年にマンチェスター・Uからアーセナルに移籍したが、ケガに苦しめられている。過去3シーズンはイングランド代表でも4試合の出場のみ。
マンチェスター・U/2008〜14年(142試合・29得点)
アーセナル/2014年〜(91試合・22得点)

 もちろん、これらは『The Daily Telegraph』紙の見解であり、賛否両論もあるだろうが、直近ではコール以降の5選手すべてが、アーセナルよりマンチェスター・Uで高い評価を得ている。サンチェスとムヒタリアンは、前クラブでのパフォーマンスを上回る活躍を披露できるだろうか。