ベーキングパウダーの主成分として使われてもいる重曹、天然由来なのでとても安全に色々なものに使えるのです。SNSを見ると重曹をフル活用して断捨離や美容に生かしている記事が多く流れています。今年こそあなたも重曹のある暮らしを目指してみませんか。簡単なことからはじめてみるときっとやみつきになるはず。

そもそも重曹とはどんなもの

重曹とはアンモニアと岩塩を反応させて作られる炭酸水素ナトリウム、あるいは重炭酸ナトリウムと呼ばれる物質です。人間のカラダの中にも含まれ、温泉や海中にも溶けこんでいます。市販されているものは薬用として胃腸薬や薬用入浴剤などとしての使われ方、ベーキングパウダーやお菓子の原料として食品への添加物、染料の発色剤や洗浄剤などの工業用の3つに分けることができます。これら3つは成分としての違いはほとんどないと言えますが、工業用を食用に転用するのは良くありません。

工業用の場合は洗浄能力などを高めるために違う成分を加えている可能性があるからです。重曹の効果を得たいなら、まずはどんな用途で使うにせよ「食品用」のものを購入すること。これは掃除にも利用できますし、入浴剤などにも利用できます。逆に100円ショップで売っているようなものだと掃除に利用できても美容には使うべきではないからです。

重曹の便利な使い方

●入浴剤として

一番お手軽な方法が入浴剤として湯船に入れること。一般的なサイズのバスタブであれば大さじ2〜3杯を入れます。クエン酸と入れてバスボム(炭酸風呂)にするのも人気ですが、続けたいならまずは重曹を入れるだけで十分。肌はツルツルになりますし、ニキビの改善や体臭解消にも役立ちます。

●洗濯に

服の汚れは大体において汗や油分で酸性を示します。そこで弱アルカリ性の重曹は大変重宝します。洗濯の際に洗剤と一緒に重曹をほんのすこし加えるだけです。また、洗濯のすすぎの際には重曹を少し混ぜると静電気防止にもなりますし、柔軟剤としても効果があります。柔軟剤を切らしてしまった時の代用品として頭に入れておくのも良いですね。

●脱臭・消臭剤として

重曹は脱臭効果があります。生ごみに直接振りかけておくだけでもいいですし、芳香剤が苦手という方には下駄箱やタンスに重曹を容器に入れて置いておくのもお薦めです。

●虫刺されの痒みに

虫刺されの患部は酸性状態なのでアルカリ性の重曹で中和して痒みをかなり抑えることができます。水で溶いてペースト状にして患部に塗るとかゆみが治まります。

●害虫駆除に

家庭菜園をされている方、ベランダでお花などを育てている方はアブラムシなどの害虫駆除予防に3%ほどの溶液を作りスプレーする方法を試されてみるといいですよ。

●かかとのカサカサケアに。

重曹をペースト状にしてかかと部分に丁寧に塗ってしばらく置いてから洗い流します。角質や脂質は弱酸性ですので重曹で中和することでカサカサを除去する効果があります。

他にも定番のお掃除などに使えますが、ここではあくまで重曹と水だけで活用できる方法についてまとめてみました。これだけでも重曹を活用してみたくなるのではないでしょうか。

writer:Masami