2017年第4四半期(10〜12月)において、iPhone Xの出荷が2,900万台となったことが分かりました。この数字は、2017年の年末商戦を通して最も出荷されたスマートフォンの座に、iPhone Xが輝いたことを意味します。

中国での高い人気も後押し

2,900万台という出荷台数は、スマートフォン市場関係者の予想を若干下回る結果ではあったものの、「999ドル(日本では112,800円)のデバイスとしては、iPhone Xのパフォーマンスは際立つものだ」と、調査企業Canalysのアナリストは見ています。
 
この業績を後押ししたのが、中国でのiPhone Xの好調ぶりで、第4四半期に出荷された2,900万台のうち、実に同国が24%にあたる700万台を占めています。
 
また前述のアナリストは、Appleが11月初旬にパーツの供給問題に悩まされたものの、同月下旬から12月にかけては生産ペースを上げたことが消費者の需要すらも上回るほどの結果になったと指摘。他にも、古いiPhoneと引き換えに新規購入時に割引が受けられる「iPhone下取りプログラム」が奏功したとも述べています。

iPhoneの価格帯に差をつける戦略

それでもなお、10万円を軽く超える価格のスマートフォンに、誰しも気軽に手を出せるわけではありません。
 
Canalysは、iPhone Xが好調であることを示しつつも、価格がネックとなって、旧来のiPhoneが登場した時ほどの勢いはないとも分析しています。
 
もっとも、売り出すiPhone間に価格差をつけることで、これまで以上に広いターゲットへアプローチするという戦略をAppleは採っているとされ、iPhone Xの勢い不足を埋めるかのように、iPhone SE、6s、7、8といったモデルが第4四半期では好調であったことも分かっています。
 
SamsungやHuaweiといったライバルがこぞって、iPhone Xに搭載されたFace ID(3D顔認証センサー)に追いつこうとしているのを見ると、当面の間は高価格帯のスマートフォン市場でAppleの地位は安泰といったところでしょうか。
 
 
Source:Canalys
(kihachi)
 
 

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