JAL新社長に赤坂常務、植木氏は会長に 4月1日付

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日本航空<9201.T>は24日取締役会を開き、4月1日付で植木義晴社長が会長に就き、後任の社長に赤坂祐二常務(現JALエンジニアリング社長)が昇格する人事を決めた。現会長の大西賢氏は退任する。

新社長となる赤坂氏は同日開いた記者会見で、「これからも、いたずらに規模を追うのではなく、しっかりとした収益性を確保することを前提としたい」と述べた。

具体的な施策として訪日外国人客向けサービスに触れ、「インバウンドの拡大にどのくらい貢献できるか。こういうことを含めた道筋を作っていきたい」と表明。また「特に力を入れていかないといけないことは、スピードアップ」として、素早い事業展開を重視する姿勢を示した。

日航は多額の債務を抱えて2010年1月に会社更生法の適用を申請して経営破綻したが、公的資金の注入を受ける一方、京セラ<6971.T>創業者・稲盛和夫氏を会長(当時)に迎え再建を進めた。

植木氏は2012年2月にパイロット出身者として初めての社長に就任。不採算路線からの撤退や人員削減など積極的な合理化に取り組んで収益を改善し、同年9月に東京証券取引所への再上場を果たした。

*内容を追加しました。