期限は間近…PSGがFFP回避に向けて必要な売却益は!?

写真拡大

▽ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反により制裁を受ける可能性が囁かれているパリ・サンジェルマン(PSG)は、今冬までに大きな移籍をまとめなければいけないようだ。フランス『レキップ』が伝えている。

▽PSGは昨夏、バルセロナからブラジル代表FWネイマールを史上最高額となる2億2200万ユーロ(現在のレートで約300億9500万円)で獲得。さらにモナコから加入したフランス代表FWキリアン・ムバッペはレンタルでの加入となっているが、1億8000万ユーロ(約244億円)の買い取り義務が条件に盛り込まれている。

▽大金をつぎ込んで選手補強に動いたPSGに対しては、2013年から導入されたFFPに違反していると以前から噂されていた。FFPはオーナーによる無制限の資金調達を禁止しており、クラブの損益バランスを保つ必要性がある。

▽『レキップ』によると、PSGは2018年6月30日までに損益バランスを正常に戻す必要がある模様。その金額は7000万ユーロ(約94億9000万円)と言われており、実現させるためには今冬の移籍市場で大型の移籍を成立させなければならないようだ。

▽なお、PSGは2014年にもFFP違反により制裁を受けている。そのため今回、FFPを回避できなければチャンピオンズリーグの出場権はく奪や高額の罰金などより強い制裁を受ける可能性があるようだ。