「ホームポッド」の外観(アップル提供)

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 米アップルは23日、音声アシスタントの「Siri(シリ)」を組み込んだスピーカー端末の「ホームポッド」を2月9日に米国、英国、豪州で発売すると発表した。1月26日に注文を開始する。春にはフランスとドイツでも発売開始の予定。昨年6月の発表時には12月に出荷を開始し、ホリデーシーズンに間に合わせるはずだったが、生産がずれ込んでいた。

 米国での価格は349ドルと、競合するとみられるアマゾンやグーグルなどのスピーカに比べてかなり高い。

 アップルでは1個の低音用ウーファーと7個の高音用ツイーターを備えた本体の音響性能に加え、自前のクラウド音楽サービス「アップルミュージック」との連動性、さらに置かれた部屋に合わせて音の響きがベストになるよう自動調整する機能などを売り物に、ハイエンドのスピーカー端末としての市場開拓を狙うようだ。

 音楽再生以外にも、音声操作でメッセージを送ったり、タイマーのセット、ポッドキャストの再生、ニュースやスポーツのチェック、交通情報や天気、「ホームキット」アプリに対応したスマートホーム用デバイスの操作などが行える。

 ただ、2つのスピーカーを連動させてステレオのように鳴らしたり、同じ曲をシンクロさせて別々の部屋で聴かせたりするマルチルームの機能は、年内に予定する無料ソフトウエアアップデートを待つ必要があるという。