バブル期契約の「お宝保険」は受け取り方を間違えると損をする!

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高金利「お宝個人年金保険」の
見えない落とし穴

 バブル時期に契約した個人年金は、高金利で運用されているため「お宝保険」と言われている。これを持っているのは、バブル時期にすでに社会人になっていた現在50代以上の人。

 保険商品は、原則として契約時の予定利率が保険終了時まで引き継がれる「固定金利型」のため、今でもバブル時期の高金利で運用されている。そんなに魅力的なら今から入りたいと思っても、入ることはできない。そういう意味でも「お宝」なのだ。

 契約時期にもよるが、たとえば1990年加入の個人年金なら、支払い保険料の2倍以上もの年金(総額)を受け取ることができ超魅力的。いいことずくめに思えるが、実は落とし穴もある。「お宝個人年金」を持っている人は、受取開始前に落とし穴の対処法を知っておきたい。

「落とし穴」とは、受取時の課税方法だ。個人年金は「増えた部分」が「雑所得」となり、他の雑所得や働いていれば給与所得と合わせて税金の計算が行われる。「増えた部分」が多いほど、税金がかかるのだ。さらにリタイア後なら、公的年金以外の所得が増えるため、国民健康保険料と介護保険料の負担も連動して増え、税金と社会保険料で、手取りが「目減り」するのである。

 こうしたことは、契約したときには考えていないし、保険料を払い込んでいる今も気がつかないものだ。なぜ、気がつかないのか。それは、現役で働いている間は「雑所得」を知る機会がほとんどないからである。

 多くの人に身近な預貯金は、利息に約20%の税金がかかり、税引き後の利息が預金口座に入る仕組み(厳密には復興特別所得税を含むと20.315%。以下便宜上20%とする)。

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