全豪オープンテニス、男子シングルス1回戦。ベンチで頭を抱えるミーシャ・ズベレフ(2018年1月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニスのミーシャ・ズベレフ(Mischa Zverev、ドイツ)は23日、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)の1回戦を途中棄権したことにより、罰金4万5000ドル(約500万円)を科された。四大大会(グランドスラム)では、「シングルス1回戦に出場して、途中棄権もしくはプロとして基準以下のプレーをした選手は、2018年から最大で1回戦(と同等額)の賞金が取り上げられる」ことになっており、同選手はその新ルールが適用された第1号となった。

 今大会の第32シードとして出場したズベレフは前週、チョン・ヒョン(Hyeon Chung、韓国)との1回戦に臨んだものの第2セットで途中棄権した。これが「不十分な1回戦のパフォーマンス」とみなされて罰金の対象となり、同選手は今回獲得した賞金のほとんどを失うことになった。

 グランドスラムではこれまで、選手がけがを理由に1回戦を途中棄権して数万ドルを受け取るケースが目立ち疑問の目が向けられている。特に昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)では、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)とノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)の対戦相手が第2セットの途中でプレーを諦めたのを含め、合計8人が1回戦を途中棄権しており、これを問題視した国際テニス連盟(ITF)が新ルールを定め、今年の全豪オープンから適用することになった。

 新たなルールの下では、試合前に1回戦を棄権した選手は、繰り上げ出場する選手へのインセンティブから賞金の50パーセントを受け取ることができる。残りの半分は、ラッキールーザーとして代わりに出場する選手に支払われる。
【翻訳編集】AFPBB News